第302号
2024年11月
・・・ 表紙の写真はイスラエルの植物 クレタアザミ ・・・
廣部千恵子氏の許可を得て掲載した聖書の植物のひとつです。
「そのとき、アマツヤは、エフーの子エホアハズの子、イスラエルの王ヨアシュに、使者
を送って言った。「さあ、勝敗を決めようではないか。」すると、イスラエルの王ヨア
シュは、ユダの王アマツヤに使者を送って言った。「レバノンのあざみが、レバノンの杉
に使者を送って、『あなたの娘を私の息子の嫁にくれないか』と言ったが、レバノンの野
の獣が通り過ぎて、そのあざみを踏みにじった。あなたは、エドムを打ちに打って、それ
であなたの心は高ぶっている。誇ってもよいが、自分の家にとどまっていなさい。なぜ、
争いをしかけてわざわいを求め、あなたもユダも共に倒れようとするのか。」 しかし、
アマツヤが聞き入れなかったので、イスラエルの王ヨアシュは攻め上った。それで彼とユ
ダの王アマツヤは、ユダのベテ・シェメシュで対戦したが、ユダはイスラエルに打ち負か
され、おのおの自分の天幕に逃げ帰った。イスラエルの王ヨアシュは、アハズヤの子ヨア
シュの子、ユダの王アマツヤを、ベテ・シェメシュで捕らえ、エルサレムに来て、エルサ
レムの城壁をエフライムの門から隅の門まで、四百キュビトにわたって打ちこわした。
彼は、主の宮と王宮の宝物倉にあったすべての金と銀、およびすべての器具、それに人質
を取って、サマリヤに帰った。」(列王記Ⅱ 14:7-14)