同労者

キリスト教—信徒の志す—

Q&Aルーム

 信仰生活のこと、教理上の疑問など様々なことについて、誰かに聞いてみたいことがおきてくると思います。教会の先生に伺うことは勿論一番ですが、それを独り占めしないで、すこし公開してください。それを皆で考えると、きっと皆さんにとって益になると思います。送付先は巻末にあります。

<イエス・キリストの再臨>

先月の質問は、
 イエス・キリストのご再臨について考えましょう。
・・イエス・キリストの再臨について聖書が主張していることを述べて下さい。
でした。
回答例(作成者:野澤)
 また、R.A.トーレイが「聖書の教え」に整理した記述を参照させていただきます。

5.キリストの再臨の結果

5.7 自然界に及ぼすキリスト再臨の結果

(1) キリストの再臨に関連して、被造物は滅亡から救われ、神の子たちの栄光の自由に入るものとせられる。いばらや殺戮も最早見られなくなる。そして荒野と寂しい地とは楽しみ、沙漠は喜びに満ちてさふらんの花の咲き乱れるに至る。
「被造物も、切実な思いで神の子どもたちの現れを待ち望んでいるのです。それは、被造物が虚無に服したのが自分の意志ではなく、服従させた方によるのであって、望みがあるからです。被造物自体も、滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由の中に入れられます。」(ローマ 8:19-21)
「いばらの代わりにもみの木が生え、おどろの代わりにミルトスが生える。これは主の記念となり、絶えることのない永遠のしるしとなる。」(イザヤ書 55:13)
「狼と子羊は共に草をはみ、獅子は牛のように、わらを食い、蛇は、ちりをその食べ物とし、わたしの聖なる山のどこにおいても、これらは害を加えず、そこなわない」と主は仰せられる。」(イザヤ書 65:25)
「しかし、ついには、上から霊が私たちに注がれ、荒野が果樹園となり、果樹園が森とみなされるようになる。」(イザヤ書 32:15)
「荒野と砂漠は楽しみ、荒地は喜び、サフランのように花を咲かせる。」(イザヤ書 35:1)
 
 
(2) キリストの再臨によって新天新地が生まれる。(黙示21:2-27参照)キリスト再臨の結果として、新しい栄光の体を持った新しい栄光の人間が、新しい栄光の社会と新しい栄光の世界に造り出される。
「そのようにして、神の日の来るのを待ち望み、その日の来るのを早めなければなりません。その日が来れば、そのために、天は燃えてくずれ、天の万象は焼け溶けてしまいます。しかし、私たちは、神の約束に従って、正義の住む新しい天と新しい地を待ち望んでいます。」(IIペテロ 3:12-13)
「また私は、新しい天と新しい地とを見た。以前の天と、以前の地は過ぎ去り、もはや海もない。」(黙示 21:1)
 
 
 
 
 

<今月の質問>

イエス・キリストのご再臨について考えましょう。
・・イエス・キリストの再臨について聖書が主張していることを述べて下さい。(つづきを)

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