Q&Aルーム
信仰生活のこと、教理上の疑問など様々なことについて、誰かに聞いてみたいことがおきてくると思います。教会の先生に伺うことは勿論一番ですが、それを独り占めしないで、すこし公開してください。それを皆で考えると、きっと皆さんにとって益になると思います。送付先は巻末にあります。
<イエス・キリストの再臨>
- 先月の質問は、
イエス・キリストのご再臨について考えましょう。
・・イエス・キリストの再臨について聖書が主張していることを述べて下さい。
でした。 - 回答例(作成者:野澤)
- また、R.A.トーレイが「聖書の教え」に整理した記述を参照させていただきます。
4.キリストの再臨の目的(つづき)
(8) イエス・キリストはイスラエルの苦難が頂点に達する日に、彼らを救い出すために再臨される。 -
「見よ。主の日が来る。その日、あなたから分捕った物が、あなたの中で分けられる。わたしは、すべての国々を集めて、エルサレムを攻めさせる。町は取られ、家々は略奪され、婦女は犯される。町の半分は捕囚となって出て行く。しかし、残りの民は町から断ち滅ぼされない。主が出て来られる。決戦の日に戦うように、それらの国々と戦われる。その日、主の足は、エルサレムの東に面するオリーブ山の上に立つ。オリーブ山は、その真ん中で二つに裂け、東西に延びる非常に大きな谷ができる。山の半分は北へ移り、他の半分は南へ移る。」(ゼカリヤ書 14:1-4)
- (9) イエス・キリストは、イスラエルのさすらっている人々を、東から西から、エルサレムに集めて、一つとするために再臨される。
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「主はこう仰せられる。「わたしはシオンに帰り、エルサレムのただ中に住もう。エルサレムは真実の町と呼ばれ、万軍の主の山は聖なる山と呼ばれよう。」・・・万軍の主はこう仰せられる。「見よ。わたしは、わたしの民を日の出る地と日の入る地から救い、彼らを連れ帰り、エルサレムの中に住ませる。このとき、彼らはわたしの民となり、わたしは真実と正義をもって彼らの神となる。」(ゼカリヤ書 8:3、7、8)
- (10) イエス・キリストは、イスラエルを救い、ヤコブの不敬虔を取り除くために再臨される。
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「こうして、イスラエルはみな救われる、ということです。こう書かれているとおりです。 『救う者がシオンから出て、ヤコブから不敬虔を取り払う。』」(ローマ 11:16)
- (11) イエス・キリストは銀を精錬し潔めるもののように再臨される。
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「『見よ。わたしは、わたしの使者を遣わす。彼はわたしの前に道を整える。あなたがたが尋ね求めている主が、突然、その神殿に来る。あなたがたが望んでいる契約の使者が、見よ、来ている」と万軍の主は仰せられる。だれが、この方の来られる日に耐えられよう。だれが、この方の現れるとき立っていられよう。まことに、この方は、精錬する者の火、布をさらす者の灰汁のようだ。この方は、銀を精錬し、これをきよめる者として座に着き、レビの子らをきよめ、彼らを金のように、銀のように純粋にする。彼らは、主に、義のささげ物をささげる者となり・・」
- (12) イエス・キリストは生きているものと、死んでいるものとをさばくために再臨される。
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「神の御前で、また、生きている人と死んだ人とをさばかれるキリスト・イエスの御前で、その現れとその御国を思って、私はおごそかに命じます。」(テモテII 4:1)
(イ)「人の子が、その栄光を帯びて、すべての御使いたちを伴って来るとき、人の子はその栄光の位に着きます。そして、すべての国々の民が、その御前に集められます。彼は、羊飼いが羊と山羊とを分けるように、彼らをより分け、」(マタイ 25:31-32)
(ロ)「また私は、大きな白い御座と、そこに着座しておられる方を見た。地も天もその御前から逃げ去って、あとかたもなくなった。また私は、死んだ人々が、大きい者も、小さい者も御座の前に立っているのを見た。そして、数々の書物が開かれた。また、別の一つの書物も開かれたが、それは、いのちの書であった。死んだ人々は、これらの書物に書きしるされているところに従って、自分の行いに応じてさばかれた。」(黙示 20:11-12)
上記(イ)と(ロ)のみことばの間に一千年の期間が置かれています。
黙示 20:7-11 参照。 -
<今月の質問>
- イエス・キリストのご再臨について考えましょう。
・・イエス・キリストの再臨について聖書が主張していることを述べて下さい。(つづきを)