同労者

キリスト教—信徒の志す—

巻頭言

— 主の導きに歩む企業をめざして —

茂永 進

「まことに、もう一度あなたがたに言います。あなたがたのうちの二人が、どんなことでも地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父はそれをかなえてくださいます。二人か三人がわたしの名において集まっているところには、わたしもその中にいるのです。」(マタイ 18:19-20)

 私が始めた事業、株式会社カナンは今年で11年目を迎えました。ここまでの歩みは苦難の連続ですが、家族、教会の方々に多くの協力と忍耐、助けを頂いて事業を継続出来ていますこと、心より感謝しています。会社のさらなる成長を願い、4年前から不動産事業をメインにして経営していますが、今年前半は物件の成約に至ることがままならず、厳しい状況の中でした。
 そのような時に家内から、「自分だけで抱えていないで、家族で不動産事業の進捗を毎日共有して、心一つにして祈り、神に切なる願いを聞いて頂きましょう」と提案されました。
 その提案に賛同し、毎日、夕飯後に、不動産事業の具体的な案件の進捗を話し、家族全員で祈り始め、5ヶ月が過ぎようとしています。
 始めは、家族で祈り続けることに非常に億劫さを感じつつ、日々、不動産事業の進捗を話すことが、私にとってかなりの重圧でした。
 大げさですが、毎日、夕飯後は、警察署の取調室で尋問を受ける容疑者のような気持ちでした。
 しかしながら、1ヶ月、2ヶ月と祈り続けるうちに、家内も娘も母も共に不動産事業の業績向上を、神に切にうったえ、教会の事業の支えになれる会社となることを心一つにして祈ってくれていることに、当たり前の事で本当に恥ずかしい限りですが、気づくことが出来ました。
 その中で、私の高校の同級生から相続した土地の売却を依頼されました。また、富山駅前にあるホテル用地を見つけ、紹介していた先が建築費高騰で断念されたのですが、諦めずに別のホテル運営会社に紹介したところ申込が入り、7月中の契約に進む事になりました。
 こうして、家族で祈り続けて5ヶ月、更に期待する案件や協力的な取り引き先も導かれてきました。
 全ては神の御手の中であり、前述しました前向きに進む案件だけではない現実もありますが、それでも冒頭の御聖言にあるように、祈り続ける私達家族と共に神もいらっしゃることを信じる信仰に立ち続け、祈りによる信仰の勝利を勝ち取るため、歩みを続けています。  
(仙台聖泉キリスト教会会員)