同労者

キリスト教—信徒の志す—

巻頭言

— 皆さんの助けに感謝しつつ新年を迎える —

岩本 献一

「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」(ペテロⅠ 5:7)

この原稿を書いているのは、妻がインフルエンザの疑いのある初期症状で隔離されており、教会員の方に子供の世話のためのヘルプに来ていただいている時になります。
同労者の中でも妻をはじめ色々な方に話題にして頂いていますが、2025年6月に第一子と第二子が与えられました。
私の家では2人が生まれてくる前から様々な準備が進められました。あらゆるものが2人分。次々と搬入される物資で家が満たされていきました。
そのように準備を進める中、私の心の中には「本当に2人無事に生まれてくるのだろうか、準備が無駄になるのでは。」という思いがよぎることがありました。もちろんそれは一過性のものであり、一言もそのような言葉を発する事はしませんでしたが、そのような時にもし神様を信じていなければ「そんな事は考えないように」と自分の思いに蓋をするのでしょうか。
しかし私はそのような思いを持っている事も神様の前で祈る事が出来ました。
幸いにも子どもたちはこの上なく健康な状態で生まれてくる事が出来ました。
病院から退院してからここまでほとんど風邪を引かず、家族4人が守られてきた事に感謝しています。
ですが現在は、妻を隔離して生活する必要が生じている状態です。
双子が生まれる前からわかっていた事ではありましたが、私たち家族4人の生活が成り立つためには全員が健康である事という大前提があります。もちろんそれだけでは足りず、外部からの助けがないと仕事をすることも休む事もまともに出来ません。
そんな中で発生した今回の妻の離脱でしたが、私以上に教会の先生方、親戚、教会員の方々が緊急事態だと思われており、自分が何をするまでもなく、様々な方面から助けの手が伸べられました。
正直な事を書いてしまいますが妻の離脱期間中は、普段の家族4人での子育ての状況よりも私自身の生活は随分と楽になり、仕事も家事も捗り、いつもよりよく眠る事ができ、この原稿も余裕を持って書き終えられるというご褒美のような時間になりました。
おそらく妻も病床で子供の事が気になりつつも、心身を回復させる期間になったのではないかと思います。助けて頂いた皆様に、この場を借りて改めて感謝を伝えさせて頂きます。
このように、私の家族にも私自身にも十分な助けが与えられており、家庭内の平安が保たれています。
これからも様々なトラブルは起こるでしょうが、神様に委ねている事による安心感から私の心は平安に満たされています。
二人が生まれた時に妻と一緒にさせて頂いた、二人の子どもたちが教会に仕える者となるように育てるという神様への約束を守るために、いっさいを主に委ねつつ、自身も懸命に仕えていくものとされたいと思います。  

(仙台聖泉キリスト教会会員)