同労者

キリスト教—信徒の志す—

Q&Aルーム

 信仰生活のこと、教理上の疑問など様々なことについて、誰かに聞いてみたいことがおきてくると思います。教会の先生に伺うことは勿論一番ですが、それを独り占めしないで、すこし公開してください。それを皆で考えると、きっと皆さんにとって益になると思います。送付先は巻末にあります。

<イエス・キリストの昇天>

先月の質問は、
 イエス・キリストの昇天について考えましょう。
・・イエス・キリストの昇天の目的、結果を聖書によって述べて下さい。(つづきを)
でした。
回答例(作成者:野澤)
 また、R.A.トーレイが「聖書の教え」に整理した記述を参照させていただきます。

3.イエス・キリストの昇天の目的(つづき)

(5) イエス・キリストはわたくしたちのために(代表として)、神の前にでて下さった。

「キリストは、本物の模型にすぎない、手で造った聖所に入られたのではなく、天そのものに入られたのです。そして、今、私たちのために神の御前に現れてくださるのです。」
(ヘブル 9:24)

 旧約の規定では、大祭司が国民すべてのために、国民すべてを代表して、年に1回神の前に立ちましたが、それはイエス・キリストのなされるみ業を示しているのです。

(6) イエス・キリストは天に昇り、神の右に座して、ご自身の敵の完全な服従と、すべての物の回復とを待っておられる。時がくれば、彼ご自身がふたたび来られ、ご自身の力でそれをなされる。

「しかし、キリストは、罪のために一つの永遠のいけにえをささげて後、神の右の座に着き、それからは、その敵がご自分の足台となるのを待っておられるのです。」(ヘブル 10:12)「このイエスは、神が昔から、聖なる預言者たちの口を通してたびたび語られた、あの万物の改まる時まで、天にとどまっていなければなりません。」(使徒 3:21)
「ダビデは天に上ったわけではありません。彼は自分でこう言っています。『主は私の主に言われた。わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまではわたしの右の座に着いていなさい。』」(使徒 2:34-35)
<今月の質問>
イエス・キリストの昇天について考えましょう。
・・イエス・キリストの昇天の目的、結果を聖書によって述べて下さい。(つづきを)

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