同労者

キリスト教—信徒の志す—

読者の広場 <お便り>

— 東京ミレニアム・チャーチ アシュラム会に備えて —

十文字 隆男

製作日 2009年1月12日(月) お茶の水CLC国際ナビゲーター室より
聖書箇所 雅歌 第5章 [SONG OF SONGS Chapter 5]
テーマ: 「再び断絶した交わりとその回復」   

 今年は、毎年冬になると、冬期うつ病 -春期うつ病と、6ヶ月-8ヶ月位の入院になるのですが、それこそ、数えきれない程のクリスチャンの方々の祈りによって、すごく快適に過ごせており、むしろ、クリニックのドクターも、「何だかおかしい、本当に祈りがきかれているらしいね?」と、首をかしげている位、元気です。
 そのことの故に、御名をあがめます。また、牧師として働きを始めるべく、JTJ神学校宣教学部のDVDをもう2本もみ、注解書もとりあえず、3冊注文させて頂きました。また、鴻巣(こうのす)市(隣の市)の障害者施設に導かれ、受洗寸前の津田さん(20才 -- 統合失調症、原因は父親からの暴力)と出会い、喫茶店で2時間無料カウンセリング、--津田さん曰く「何で、十文字さんは、失調症患者の気持ちがわかるの?」「うん、それは、自分も病んできたから!!」次に、自殺未遂で人間関係づくり不適症のTさん(30代)の方と出会い、タバコの吸い過ぎ運動不足による肥満で、お母さんが「私の言うことをきかず、タバコをやめない」と嘆いていらっしゃるので、私が話してあげて、「私はTさんの友達だよ!!」といったら心をひらいてくれて、taspoをお母さんの見ている前で私にあずけてくださいました。
 さて、このシートをつくるにあたり、ざあっと10冊の本に目を通しました。1冊目は、新聖書講解シリーズ旧約13雅歌、片岡伸光著、いのちのことば社刊、2冊目は、新実用聖書注解書(New Practical Bible Commentary)、山口昇著、雅歌、3冊目は、「聖書66巻がわかる」雅歌、片岡伸光著、4冊目は、「聖書66巻のキリスト」第22課の雅歌のキリスト、5冊目は、LIFE BOOKS 「ソロモンの雅歌、主イエスとの一致と交わり」J.ハドソン.テーラー、6冊目は、「私の魂を返して下さい」ビビ.パテン著、西村治訳、7冊目は「エパタ --心のとびらを開け!」 石田和男著、8冊目は、「この深い河を越えて」20人のオンリーワンな生き方、人生の転機VI マナブックス」、9冊目は、「だから心が歌い出す! PBA」、10冊目は、「汝の心を守れ、蔦田二雄述」、以上10冊の本に目を通しました。9冊目までは、いのちのことば社刊、10冊目は日本ウェスレー出版協会です。
 いろんなものに目を通しましたが、5章から6章前半までは、「再び断絶した交わりとその回復」に落ち着きました。
 日記を見ると12月7日に、雅歌5章を読み、2節の御言が与えられた、と、記されています。「戸をたたいている愛する方の声。『わが妹、わが愛する者よ。戸をあけておくれ。私の鳩よ。汚れのないものよ。私の頭は露にぬれ、髪の毛も夜のしずくでぬれている。』」
[Chapter5:2 Listen! My lover is knocking: "Open to me, my sister, my darling, my dove, my flawless one. My head is drenched with dew, my hair with the dampness of the night."]
 この御言を紙に書いて壁に貼り付けて『となえてきたので』日本語でも英語でもつっつーっと口に出ます。
 「彼女が失敗へと落ち込んで行く過程については、何も語られていません。またどうして、自我が再び彼女の心の中に場を占めるようになったかという理由もわかりません。おそらく霊的高慢を起こしたのがその原因であったでしょう。しかし、最後は、完全に回復された交わりをもって終わります。」
 この完全な交わりは、次のように述べてもよいでしょう。「キリスト者にとって、キリストとの交わりほど喜ばしいものはない。主との交わり!!、天のマナであられるイエスに比べれば、鳥のあさるえさにも劣る。肉的な喜びに満ちた全世界をもつよりは、キリストの愛の一呼吸、その交わりの一すすりを味わいたい。穀物に比べればもみがらなど問題ではない。真のダイヤモンドに比べれば、ガラス玉の輝きなど問題外である。輝かしい現実に比べれば、夢など問題にならない。イエスが最も侮られた時のことを思えば、一時的な騒ぎの楽しみもとるに足らない。ローマ兵士の槍でえぐられた神の泉ほどすばらしい水を噴き上げる泉はない。最も清い永続的名喜びはいのちの水そのものであられるキリストご自身からくる。この世の凡ての幸福は地上的なものに過ぎない。しかし、キリストのご臨在(インマヌエル)の慰めは、主ご自身のように天的であり永続的である。主との交わりを振り返ってみる時、そこにわずかな空虚さも感じない。ぶどう酒の中にはかすがない。死んだはえも混じっていない。これは自負心の強い人には一生わからない喜びである。どんなぶどう酒も、その栄養、慰め、楽しみ、さわやかさに於いて、イエスの愛のぶどう酒に比べることはできない。」
 と、まあ、こんな言い回しになります。
 昨年の11月に入荷したばかりのHillsong "Ultimate Worship 2" を朝晩きいて、英語で賛美しています。
JOEL HOUSTON 作詞作曲の "SALVATION IS HERE" (私訳:「救いはここに!!」)の中で、このようにうたわれています。
  すべての世のものにまさる主よ
  私の望みや恐れをはるかに超えて
            存在する主よ
  私に襲いかかるものなど
     恐れるには及びません
  凡てが益になるからです(私訳)
なぜこうも大胆に賛美できるのでしょうか?それは主との交わりに於いて主と一致しているからです。繰り返しますが、天のマナであられるイエスに比べれば、鳥があさるえさなど問題にならないからです。肉的な喜びに満ちた世界をもつよりは、キリストの愛の一呼吸、一すすりを味わいたいと思うからです。
 また5章2節の「戸をたたいて」は黙示録3:20[Reveratuion 3:20] のキリストの姿を示します。「見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところに入って、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。」
[Here I am! I stand at the door and knock. If anyone hears my voice and opens the door, I will come in and eat with him, and he with me.]
 当時のユダヤ人の習慣では、「食事」は「親しい交わり」を示していました。Anyone とか he とかは、キリスト者のことです。私たちが信仰のパイプをイエスさまとだけ、一直線に心を開いてつないでいく時、キリストが心の中に内住してくださいます。ハレルヤ!

 このシートを、かけがえのない二人の息子、信悟と司(つかさ)、サダ子お母さん、恵美子お姉さん、池川豊吉兄、松村千正先生、石黒悦夫お父さん、山和カルヴァリチャペルの大川従道先生ご夫妻、小田彰先生ご夫妻、キムソンソさんご夫妻(父の学校事務局)、郷求さんご夫妻(父の学校日本本部長)、キムソンムクさんご夫妻(父の学校国際運動部長)、ハ・ヨンジュ先生ご夫妻(父の学校、オンヌリ教会主任牧師)、長谷川与志充先生ご夫妻、山中知義先生ご夫妻、石川栄一先生ご夫妻、ミレニアム・チャーチの猪爪慶子さんご夫妻、原ひろ子さん、雄三さん、麻里奈さん、ゴスペル界の新星kiki&和(カズ)真衣香(宇多田ヒカルのダンス指導者)さん、Rina and Kanaさん(在日韓国人ゴスペルシンガー)、Migiwaさんと伊藤マネージャー、「父の学校」スタッフの滝山博行先生ご夫妻、広山国臣さんご夫妻、山崎洋一さんご夫妻、青木寿彦さんご夫妻、そして三浦綾子読書会北本に献身してくださっている森下辰衛先生ご夫妻、他凡ての兄弟姉妹に、愛を込めて捧げさせて頂きます。

(東京ミレニアム・チャーチ 会員 
      三浦綾子読書会 北本代表)

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