同労者

キリスト教—信徒の志す—

巻頭言

— 教会学校成人科の学び  —

玉城 春恵


「それはまたシオンの山々におりるヘルモンの露にも似ている。主がそこにとこしえのいのちの祝福を命じられたからである。」(詩篇 133:3)

 6月第一週の教会学校成人科。
 久しぶりに全員揃っての参加となりました。
 1月末日に、新しい伝道の場として神より与えられた一本杉教会の献堂式が行われ、 3月から本格的な伝道活動が始まっていきました。教会学校成人科の兄弟姉妹もその働きに遣わされており、今年は人数の変動が多くある中で教会学校の学びがすすめられてきました。
また昨年まで山田大兄、行姉がその荷を負って下さり、旧約、新約の学び、証会がなされていましたが、今年からは、山田兄姉は一本杉教会の管理者として立たれておりますので、昨年までのメンバーから森田忍兄と私の主人が責任者として立ち、学び(聖書、テキスト、祈り、証会、等)がすすめられています。

 その日は、C.H.スポルジョン著「主につく者はだれか」より、”神の力強い御手の下で”というところから学びがなされました。
担当者がまず読みすすめた後、示された者が印象に残った箇所から日々の営み(仕事、家庭、夫婦間など)の中でかんじたことを証しし、分かち合いがなされました。
赤裸々に作り飾らず語る中に兄弟姉妹方の真実な取り組みを感じ、大きな励ましと力を頂き、深く感謝いたしました。
 一人の兄弟が、ご自身のお証の後、私たちには神のあわれみが必要であり、不足している者であることを認識して、日々きよめを求めていくことの大切であることを話されました。

日々、主の御前にへりくだっていくこと。
自分自身のこだわり、高ぶり、些細なことに対する怒りの感情・・・心の中にぶつぶつとわき起こるそのような思いを聖霊の助けを日々祈り求めながら、打ち砕いて頂き、主に喜ばれる者でありたく願います。

 新しい体制になり、どのように集会をもっていったらよいか、手探りの中で始められていった成人科クラスですが、6ヶ月間神が共にいて下さり、守られたことを感謝いたします。なお後半も、豊かに学びが導かれていくことを信じ、私も共に学ばせて頂きたく思います。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)