第232号
2024年2月
・・・ 表紙の写真はイスラエルの樹木 アーモンドの木 ・・・
廣部千恵子氏の許可を得て掲載した聖書の植物のひとつです。
「主はモーセに告げて仰せられた。「イスラエル人に告げて、彼らから、杖を、
父の家ごとに一本ずつ、彼らの父祖の家のすべての族長から十二本の杖を、取れ。
その杖におのおのの名を書きしるさなければならない。レビの杖にはアロンの名を
書かなければならない。彼らの父祖の家のかしらにそれぞれ一本の杖とするから。
あなたはそれらを、会見の天幕の中のわたしがそこであなたがたに会うあかしの箱
の前に置け。わたしが選ぶ人の杖は芽を出す。こうしてイスラエル人があなたがた
に向かってつぶやく不平をわたし自身が静めよう。」モーセがイスラエル人にこの
ように告げたので、彼らの族長たちはみな、父祖の家ごとに、族長ひとりに一本ずつ
の杖、十二本を彼に渡した。アロンの杖も彼らの杖の中にあった。モーセはそれら
の杖を、あかしの天幕の中の主の前に置いた。その翌日、モーセはあかしの天幕に
入って行った。すると見よ、レビの家のためのアロンの杖が芽をふき、つぼみを出し、
花をつけ、アーモンドの実を結んでいた。モーセがその杖をみな、主の前から、すべ
てのイスラエル人のところに持って来たので、彼らは見分けて、おのおの自分の杖を
取った。主はモーセに言われた。「アロンの杖をあかしの箱の前に戻して、逆らう者
どもへの戒めのため、しるしとせよ。彼らのわたしに対する不平を全くなくして、彼
らが死ぬことのないように。」モーセはそうした。主が命じられたとおりにした。」
(詩篇 120:1-4)