第232号
2024年2月
・・・ 表紙の写真はイスラエルの樹木 アーモンドの花 ・・・
廣部千恵子氏の許可を得て掲載した聖書の植物のひとつです。
「また、純金の燭台を作る。その燭台は槌で打って作らなければならない。それには、
台座と支柱と、がくと節と花弁がなければならない。六つの枝をそのわきから、すな
わち燭台の三つの枝を一方のわきから、燭台の他の三つの枝を他のわきから出す。
一方の枝に、アーモンドの花の形をした節と花弁のある三つのがくを、また、他方の
枝にも、アーモンドの花の形をした節と花弁のある三つのがくをつける。燭台から出
る六つの枝をみな、そのようにする。燭台の支柱には、アーモンドの花の形をした節
と花弁のある四つのがくをつける。それから出る一対の枝の下に一つの節、それから
出る次の一対の枝の下に一つの節、それから出るその次の一対の枝の下に一つの節。
このように六つの枝が燭台から出ていることになる。それらの節と枝とは燭台と一体
にし、その全体は一つの純金を打って作らなければならない。それにともしび皿を七
つ作る。ともしび皿を上げて、その前方を照らすようにする。」(出エジプト 25:1-37)
アロンが神の選んだ祭司であることを証明した杖はアーモンドの花が咲き実を結び
ましたが、幕屋の内を照らす燭台は金でアーモンドの形に造られました。
「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また
「何の喜びもない」と言う年月が近づく前に。太陽と光、月と星が暗くなり、雨の後
にまた雨雲がおおう前に。その日には、家を守る者は震え、力のある男たちは身をか
がめ、粉ひき女たちは少なくなって仕事をやめ、窓からながめている女の目は暗くな
る。通りのとびらは閉ざされ、臼をひく音も低くなり、人は鳥の声に起き上がり、歌
を歌う娘たちはみなうなだれる。彼らはまた高い所を恐れ、道でおびえる。アーモン
ドの花は咲き、いなごはのろのろ歩き、ふうちょうぼくは花を開く。だが、人は永遠
の家へと歩いて行き、嘆く者たちが通りを歩き回る。こうしてついに、銀のひもは切
れ、金の器は打ち砕かれ、水がめは泉のかたわらで砕かれ、滑車が井戸のそばでこわ
される。 ちりはもとあった地に帰り、霊はこれを下さった神に帰る。」(伝道者の
書 12:1-7)
ここにも「アーモンドの花は咲き」と出てきますがその意味は難解です。