巻頭言
— 良きものを分かちあう —
吉田 浅
「金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。」(使徒3:6)
2024年も皆様の祈り、教会の祈りに支えられ導かれた事を感謝しています。
表題の聖句はこの年、私達の教会に与えられた主題聖句であり、近藤愛哉牧師によってメッセージされてきました。
良きものを家族で兄姉で、又、知り合いの人や近所の人達と分かちあうことを一人一人問われ求められた年でした。
私はこの年、1月から近所の病院に就職することができました。1週間のうち3日間ですが通勤する事が導かれ、感謝しつつ、仕事に励んでいます。
入院している方は70代~100代と高齢の方が多く、毎週のように死亡退院されていくケースがみられます。その中にあって良きものを分かち伝えたいと願いつつ祈っています。入院されている方や、職員の方とは短時間ではありますが話をする機会があります。この年三名の方が話を聞きいれ良きものを受け入れて下さいました。主の御名をあがめています。
自分自身もすでに70代にさしかかり、この地上の生活も終わりに近づきつつある者です。これまで神様からの恵み、牧師先生方からの御指導、兄弟姉妹の皆様からの祈り具体的な助けをたくさんいただきありがとうございました。紙面をおかりしてお礼申し上げます。最近考えたり示されている事があります。神様が最も関心をいただいている事は何だろうということです。人生で一番大切なことは何だろうか?
ガラテヤ5章6節には「愛によって働く信仰が大事である。」と教えています。
それは何かを達成することでも成功することでも、名誉を得ることでもなく、「他の人を愛する信仰」だと言っています。
「人生で最も大切なものは愛である」
(コリントⅠ 13:1~13)
これからも良きものを分かち伝え続けたいと願っています。