同労者

キリスト教—信徒の志す—

JSF&OBの部屋

~ 信仰の友 ~ 

玉城 義

「そこでふたりは話し合った。「道々お話しになっている間も、聖書を説明してくださった間も、私たちの心はうちに燃えていたではないか。」」 (ルカ24:32)」

先日の教会セミナーで、石井和幸兄と私は「教会の将来を考える会」で、二人で話し合いの時を持ちました。私達は、生まれた時からこの教会に通い、共に育ち、救いに与かりました。青春時代と言われる頃は、教会に仕え、会堂掃除や伝道音楽へ取り組みました。また、和幸兄の父である矗兄は、剣道の師範であり、毎週土曜日は会堂掃除の後、剣道の稽古をしていただき、帰りはコンビニでごちそうになり、家まで送っていただきました。また、教会では草野球チーム「イーグルス」の監督でもあり、日曜日の礼拝の後の午後は、教会の近くにある大学のグランドで野球の練習をして、夕方からは夜の伝道集会に備えて、音楽の準備、練習をしました。様々な中を若い時、教会の中で、私達は歩ませていただき、就職、結婚が与えられ、家庭を築き、ここまで導かれました。
教会の将来について、子ども達のこと、若い方々の結婚のこと、一本杉教会のこと、本教会の改修のこと等について考えました。その中で、ある1つの伝道の働きのことが私自身に示され、チャレンジが与えられました。しかし、そのことは私にとって、自分の弱さ、不足、自分の陥りやすい傾向性がネックになっており、そのことを和幸兄に話しました。兄弟は「それは違うよ!」と、はっきり言い、助言をしてくれました。それは、誰かれではなく、私は伴侶の味方でいなさいということでした。私自身は、自分を悪い見本、反面教師として、子ども達に私のようにならないようにと楽な立場をとっておりましたが、そのままでは証にならない、どんな時でも伴侶の側に立ち助け、味方であることを教えられました。夫婦の会話、子ども達との会話を大切にしていくことが、家庭建設、教会建設へと繋がっていくことを思わされました。
兄弟と2日間、建設的な話し合いができたことを感謝致します。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)