同労者

キリスト教—信徒の志す—

聖書研究

— 救いについて(61) —

野澤 睦雄


「はじめに神が天と地を創造された。」(創世記 1:1)
「神は仰せられた。「光があれ。」すると光があった。」(創世記 1:3)
「神は大空を天と名づけられた。夕があり、朝があった。・・ 神は仰せられた。「天の下の水が一所に集まれ。かわいた所が現れよ。」そのようになった。 神はかわいた所を地と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。」(創世記 1:6-10)
「神は仰せられた。「地が植物、すなわち種を生じる草やその中に種がある実を結ぶ果樹を、種類にしたがって、地の上に芽ばえさせよ。」そのようになった。」(創世記 1:11)
「神は仰せられた。「水には生き物が群がれ。鳥が地の上、天の大空を飛べ。」 神は、海の巨獣と、種類にしたがって、水に群がりうごめくすべての生き物と、種類にしたがって、翼のあるすべての鳥を創造された。神はそれを見て良しとされた。」(創世記 1:20-21) 「神は仰せられた。「地が、種類にしたがって
、生き物を生ぜよ。家畜や、はうもの、野の獣を、種類にしたがって。」そのようになった。 神は、種類にしたがって野の獣を、種類にしたがって家畜を、種類にしたがって地のすべてのはうものを造られた。神はそれを見て良しとされた。」(創世記 1:24-25)
「神は仰せられた。「さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように。」 神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。」(創世記 1:26-27)

4.救ってくださる神

  神は「創造者」です。
 たいていのキリスト教会では礼拝時に「信仰告白」として「使徒信条」を一同で告白します。その先頭に「私は、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。」と言います。
 冒頭に創世記の1章を拾い読みしました。1章と2章を、内容をよく考えながら丹念に読むといいのです。
 創世記1章では天を大空とし、地上から世界を眺める人間の感覚で書かれていますが、「はじめに神が天と地を創造された。」の天は、霊の世界、地は物質の世界を表現していると理解してよいでしょう。つまり物質の世界の前に霊の世界が創造されて存在したのです。 前回取り上げた「いのち」は、この創造の時、動植物に地に属するいのちが与えられました。人間は物質の世界に属すると同時に霊の世界にも属する「霊」を持つものとして創造されました。そしていのちも物質の世界のいのちと霊の世界のいのちをもつものとして創造されました。しかし罪を犯したとき、霊のいのちは直ちに死にました。物質の世界のいのちは時の経過と共に死ぬものとなりました。神はイエスの救いによって人間を霊の世界に「新しく生まれ」、「永遠のいのち」を持つものとなさいました。

(仙台聖泉キリスト教会員)