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質問してみよう「聖書を学ぶ会」—8

 10月の聖書を学ぶ会も若い方々の質問が多くなされました。
 森田輝兄から「私たちの教会が目指し最終的な勝利とするものは嘉納先生的にはどういうものですか?」という質問がなされました。
 先生は価値観を持ってそこに取り組み到達した時、達成感があり勝利感があると。若い時に不備が多かった、家にはルールがあり、それがいやで見つからないように隠れてしていた。見つからないところが年齢と共に増えていき、見つからなければという不誠実の中で身動きができなくなった。イエス・キリストの贖いを受けながらも罪を犯したならば償わなければならない。自分にとっての償いは教会の中にいる3人の兄弟に伴侶を得ていくこと、結婚させることだったと。その3人の人格との関わりは簡単ではなかったし、問題、課題、ピンチの時もあったが相手を理解できないとあきらめないで関わっていった時に少しずつ通じるようになってきた。そういう時は達成感を感じることができる。自分の人生の中で自分が良しとしなければ決して勝利とはいえないし、神がこれを目指してやっていきなさいということを一生懸命にやっていると必ずそこに神は見せて下さると語って下さいました。
 私もそのことを聞かせていただいて、先生が償いとして真剣に取り組んで下さったからこそ、私もこうしてこの教会に加えていただいたのだということを覚えると共に、自らも償いということに目を向けていかなければならないことが示される集会でした。

(執筆担当 茂永 和子  仙台聖泉キリスト教会会員)

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