同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 指導して頂くことの価値 —

harue-san

玉城 春恵



「イエスは、みなの者に言われた。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。自分のいのちを救おうと思う者は、それを失い、わたしのために自分のいのちを失う者は、それを救うのです。」 (ルカ 9:23-24)

 10月のはじめ、家庭集会を持たせて頂きました。19時を過ぎると子供たちが待ちきれず、「外に出ていい~!」と主人とともに、山本嘉納先生ご夫妻の到着を楽しみに待っている姿を嬉しく思います。
 結婚当初から始められた家庭集会、今では長男6歳、次男4歳と二人の子ども達と一緒に集会を持たせて頂いています。

 夫婦間のことから始まり、子ども達が与えられてからは、特に親としての対応のあり方をその都度教え導いて頂き、ここまで私達の家庭が守られ歩んできていることを感謝致します。
 今回も大切なことを先生方から示され、そのことを証させて頂きたく思います。
 集会途中長男が眠くなってしまいました。私はトイレを済ませてから寝かせたかったので、トイレに行くように促しました。その時に長男から「いやーだよ」という言葉が発せられました。最近長男は私に対してそう言う言葉が多くなってきました。またそう反発しつつもトイレに行く長男の姿を見てきてので、またはじまったかと軽い気持ちで受け止めていました。

 しかし先生方はそのことについて強く指摘されました。結果的には、長男はトイレを済ませて寝ました。しかし、長男から発せられた言葉に対してなぜ叱らないのか?と問われました。私はそのことに関して、母親である私に対してだから言うのだろうし、なんだかんだ言ってもトイレに行っているからいいだろうという思いで、発せられた言葉に対してあまり重きを置いていませんでした。
 また主人が長男を叱ると過敏に反応しおびえてしまうところもあったので最近強く叱ることをひかえていました。

 優しいということは、厳しいということよりも難しい、ずっと子ども達のことを観察し続けなければいけない、主人はどちらをとるのか問われたことであります。

 主人は厳しい父親で立っていくことをもう一度示されました。
 集会を終えた次の日から主人の対応が変わりました。夕食の中で長男が私に反発した言葉を言ったことに、「お母さんに対してそういう言い方をしてはいけない」と叱りました。その後歯磨き、トイレを済ませてベッドに寝るという時も、反発した口調をとった長男に対して、主人は強く叱り、長男は泣きながらベッドに入り眠りました。

 父親が厳しくなった時、家庭の中に緊張感が走り、一気に静まりました。しかし、それが家庭を、子ども達を、守っていくことになることを感じました。また母親としても、特に平日、父親が仕事に出て、あまり関わりのない時、子ども達から発せられる言葉によく注意を払って見ていかなければいけないことを思いました。
 今年も残りわずかになりました。もう一度このところで神にとらえられ、私達の家庭に必要な、大切なことを示され、取り組みなおす時が与えられたことを感謝致します。
 欠けの多い私達夫婦でありますが、その度、神が一つ一つ示され教えられたこに従順に従う家庭であり続けたく願います。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)