同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— この一年の歩み —

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森田 忍



「もしも、枝の中のあるものが折られて、野生種のオリーブであるあなたがその枝に混じってつがれ、そしてオリーブの根の豊かな養分をともに受けているのだとしたら、 あなたはその枝に対して誇ってはいけません。誇ったとしても、あなたが根をささえているのではなく、根があなたをささえているのです。 枝が折られたのは、私がつぎ合わされるためだ、とあなたは言うでしょう。 そのとおりです。彼らは不信仰によって折られ、あなたは信仰によって立っています。高ぶらないで、かえって恐れなさい。」(ローマ 11:17-20)

 今年の3月20日で、結婚して一年が経ちました。このところまで、神によって守り導かれ、夫婦が神に仕え歩まさせていただいていることを感謝しています。
この一年を振り返り、たくさんの感謝と夫婦で取り組むべき課題がありました。
結婚したばかりの頃は、互いの教会観の違いがあり、それをどのように一致させていくのかが課題でありました。
妻は私の教会で信仰生活を送っていく中で、わからなかったり見えなかったりするところが多く、不安や戸惑いを抱えていました。
私自身も妻に教会の大切にしていることを理解してもらうには、どうしたらよいかと悩みました。そんな中、私たちの家庭でも先生ご夫妻をお招きしての家庭集会が持たれ、そこで、先生方から夫婦としての課題に対する向き合い方への具体的なおすすめなどをいただき、私たち夫婦もそれに取り組まさせていただきました。
また、教会の兄弟姉妹が妻に関わり、ともに時間を過ごしてくださることで、妻も教会の中で自分の居場所を見出すことができました。その一つひとつに神が関わってくださること、そして私たち夫婦にこの教会で生きていくことの喜びを教えてくださったことを感謝しています。

 先日、私たちの教会では教会キャンプが持たれ、私もそこに参加し、兄弟姉妹との交わりや、語り合いの時を持つことができました。
私が参加した分科会のクラスでは、自らの救いのお証をする時があり、改めて自らの救いを思い返す時が与えられたことや、兄弟姉妹の救いのお証をうかがうことができたことを感謝しました。

また、コテージの部屋では同年代の兄弟たちとお互いの仕事のことや、結婚生活のことを分かち合う時間があり、私は教会の中でこのように兄弟たちとともに励まし合うことができることに感謝しました。

私の教会では礼拝のメッセージで信仰の練達という題で語られています。信仰の継承、それは文字を見れば信仰を先代から継承するのですが、具体的に何を継承することが重要であるのかを週ごとのメッセージで語られており、親が自らの信仰を形成することに励んだことや現場を子も自身の信仰を形成するのに同じ取り組みや現場に生きてみることが信仰を継承することの一歩であることが語られました。
私も自らの信仰を思い返す時に、親が当時厳しいほどにしつけ一つとっても細かく言われていたことを思い出します。
それが全て信仰の継承につながるかと言えばそうではありませんが、親達が必死に私をクリスチャンとして育てていこうとする思いを感ずることができ感謝しました。
毎週の礼拝のメッセージが自分の信仰を活かし、支えになっていること、教会全体が神の御旨をさぐりきわめ、神の真理に生き、実践する者へと変えられていく事が教会の喜びになっています。
私も尚、その喜びの中で生かされていく者でありたいと願います。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)