同労者

キリスト教—信徒の志す—

JSF&OBの部屋

~ 家庭を守る父親に ~

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齊藤 恵一

「努力して狭い門から入りなさい。なぜならあなたがたに言いますが、入ろうとして入れなくなる人が多いのですから。」(ルカ 13:24)


 2020年新しい年がスタートするとともに私たち家庭もまた去年も守られたこと、成長が与えられたことを感謝します。
 娘もよく言葉を発するようになり、こだわりも出てくるようになりました。彼女のそのこだわりに対してもどのように関わっていくかと言うことを考えさせられます。
 自分が嫌だと思うものに関したものであればものを投げたり、人であればあっち行ってというように自己主張がますます強くなりました。家内はその都度娘を叩いて叱るので、私はその頻度が多いことが気になり、家内に注意をしました。
 今月の家庭集会の中で家内は叩いて叱ることについてやり過ぎることの頻度について質問がありました。嘉納先生・盡子先生から語られたのは家内にではなく私に対しての家庭の在り方についてでした。家長ということで家内に忠告するのは簡単だけれども娘のそのこだわりや悪い態度に対してはどのように家長として父親として対処するのか。ということが語られました。どの家庭も母親は子供との関わりが多いため細かく叱ってしまうものですが父親としてその時どのように対応するか。優しい愛で包むのか先のように言葉や知恵を出してわからせようと接するのか、そのことは間違いでもないが簡単なことではないことを教えられました。また、家長として夫として父親としての在り方をもう一度丁寧に教えていただき、その事が長い年月とともにクリスチャンホームが形作られ家庭の中にいる家族一人一人の役割が形成されていくことを教えていただき、気づかされたことに感謝をしました。
 これから10年20年と長い年月を共にする中で教会や家庭をきちんと理解し必要を満たして行くことのできるものでありたく願います。

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(仙台聖泉キリスト教会 会員)