同労者

キリスト教—信徒の志す—

JSF&OBの部屋

~ 娘の成長 ~

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森田 忍


「それから、イエスは、ひとりの子どもを連れて来て、彼らの真ん中に立たせ、腕に抱き寄せて、彼らに言われた。「だれでも、このような幼子たちのひとりを、わたしの名のゆえに受け入れるならば、わたしを受け入れるのです。また、だれでも、わたしを受け入れるならば、わたしを受け入れるのではなく、わたしを遣わされた方を受け入れるのです。」」(マルコ 9:36-37)

 今回の同労者の担当をすることとなり、月日の過ぎる早さを感じます。
 私達の家庭も9ヶ月の間、神の導きの中で歩みをさせていただくことができた恵みに感謝しています。娘の悟実も誕生してから10ヶ月が経ちました。
ハイハイやつたい歩きをするようになり、自分で動ける範囲が広くなり、目が離せない日々が続いています。
さまざまな面で成長を感じますが、その中でも最近は特に「自我」が見られるようになりました。幼少期に成長する過程で、自分の感情をしっかりと表現できるようになることはとても大切なことだと思います。
娘は最近、遊び足りなかったり、親が少し離れて遊びが中断されたりすると、大きな声を出して訴えかけてくることが増えてきました。親に注意されているという空気も感じ取っているように見えます。
 私自身、親として自ら求められていることが何なのか、考えさせられる日々であります。そんな折、妻からもっと娘と積極的に関わってほしい、娘と過ごす時間を大切にしてほしいと言われ、自分の中では多く関わっているつもりだったことに気付かされました。その時から、自分ひとりの時間を惜しむのではなく、娘との関わりのために喜んで時間を割く日々を願うようになりました。
 これから娘は成長していく中で、自分自身の思い通りにいかないことや、自分の願いとは違うことと直面することも多くあると思いますが、親としてそのような時に励ましていくことができるように、私自身、信仰に立って強く歩む者とさせていただきたく願っています。


(仙台聖泉キリスト教会 会員)