同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 祈り —

石井 貴子

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(テサロニケⅠ 5:16-18)

 今年の2月に息子が誕生して、早いもので7か月が経ちました。最近では「ずりばい」をするようになり、部屋の隅から隅まであっという間に移動します。動きがゆっくりだった新生児の頃を懐かしく思いつつ、成長が与えられていることを感謝致します。
私たちの教会の婦人伝道師である山本盡子先生には、妊娠中から妊婦健診に付き添って頂き、出産の際、陣痛中も励まして下さいました。
出産の壮絶な痛みは忘れつつありますが、苦しんでいる時に先生が「神様助けて下さい」と祈って下さったことは、今でも心に残っています。 そばで祈ってもらうことが、こんなにも心強く、励まされるものなのかと大変感謝な時でもありましたし、私も生まれて来る子どもの為に祈る者でありたいと思わせられました。
しかし私自身、未信者の家庭で育ちましたので、どのような時に、どのように親に祈ってもらうのだろう?と、初めはピンときませんでした。
先生方や、主人に一つ一つ教えて頂きながら、初めはミルクのお祈りから始まりました。新生児の頃は、泣き叫ぶ子どもを前に慌て、お祈りを忘れてしまい愕然とすることもありましたが、今では食前、出かける前や頭をぶつけた時など・・・、神様への感謝や、助けを願うときに祈るようになり、神様と交わる時間が少しずつ増えました。
また、息子が寝る前のお祈りは主人がしていますが、私も共に守らせて頂き、家族で大切な時とさせて頂いています。
小さな営みではありますが、祈りを通して、神様がいつもそばにいて下さり、守って下さるということを、息子が分かることが出来るようにと願っています。
「クリスチャンホームの建設」に取り組む中、特に育児が始まってからは、自分自身が経験してこなかったことを行うのは難しいと感じることが、予想以上にありました。しかし、神様がここまで守って下さったことを感謝し、これからも神様の助けと導きがあることを信じ、取り組んでいきたく願います。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)