同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 保育の仕事に導かれて —

harue-san

玉城 春恵



「ですから、あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは大きな報いをもたらすものなのです。あなたがたが神のみこころを行って、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。」(ヘブル 10:35-36)

 6月下旬頃から就職活動を始め、約8年ぶりにハローワークへと足を運びました。
 清掃の仕事で求人を探し、3、4件問い合わせましたが、私の限られた時間の中で、働かせてもらえる所はなく、断られました。しかし、1つの求人、デンタルクリニックの洗浄、雑用の求人がありました。土、日祝日休み、1日4時間からのパート勤務、すでに5名の人が応募していましたが、まだ締め切り日まで日数がありました。ハローワークの担当者から、後で後悔するよりは送ってみた方がいいと勧めを受けて、履歴書と、またその会社ではパート勤務ではあるのですが職務経歴書の提出も必要だった為、久しぶりにそれを作成し、採用担当者へ郵送しました。
 その後、採用担当者から電話かありました。職務経歴所から私が保育士経験があるということで、デンタルクリニック院内にある保育施設で保育スタッフとして働くのはどうかとお話を頂きました。
 正直、嬉しいというよりも、私自身保育の仕事に就くことは、もう考えていませんでしたので、過去に自分が通ってきた保育現場での様々な出来事を思い出してしまい、心が重かったのです。
 しかし、意外にも主人からは“やってみたらいいよ”と前向きな言葉が返ってきました。その後、祈祷会の時に、婦人伝道師にも相談した所、思いがけない所からきたお話かもしれないけれども、導きと信じてチャレンジしてみたらとお勧めを受けました。
 見学をひかえていた週の日曜礼拝にて、ルカの福音書16章、ラザロの記事より悔い改めのメッセージが語られ、義父の礼拝最後の祈りを聞いたとき、私はこの家族の為にも勝ち取りたい、私のこれまでの歩み、また今の現状をみて、神が私に与えて下さっている導きと信じて歩み出そうと決意しました。 その後見学、面接、健康診断と会社から要求される一つ一つを受けていき、今もう一度保育の仕事に就かせて頂いています。
 2ヶ月が経ちました。様々な保育観のぶつかり合いがあります。またやはり自分と世の人々との価値観の違いを感じ苦しさを覚えます。しかしその中で自分は保育補助としてどう動いていったらよいのか、日々探りながら仕事に当たらせて頂いています。9月第一の祈祷会に、御霊によって生きなさい、御霊によって歩みなさい、と山本嘉納先生より御言葉が開かれ、メッセージがなされました。週ごとの祈祷会、礼拝が私の心を奮い立たせて下さっています。なお、神が私に行きなさいと導いて下さった職場であることを信じて歩まさせて頂きたく思います。

「わたしがまた、わたしの霊をあなたがたのうちに入れると、あなたがたは生き返る。わたしは、あなたがたをあなたがたの地に住みつかせる。このとき、あなたがたは、主であるわたしがこれを語り、これを成し遂げたことを知ろう。──主の御告げ──」 (エゼキエル書 37:14)

(仙台聖泉キリスト教会 会員)