同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 教会での歩み —

森田 恵真

「主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、大盾であり、とりでである。」(詩篇 91:4)

  私達夫婦の歩みも、今年の3月で3年を迎えました。このところまで守られたことを感謝しています。娘は1歳7ヶ月になり、話せる言葉も増え、私達親の言っていることも理解しているようで、少しずつ意思疎通ができるようになってきました。また、さまざまなことを自分でやりたがり、うまくできないと癇癪を起こすなど、自我が強くなっていっているのを感じます。日々の成長を嬉しく思い感謝しながら、娘と向き合っています。
 今年は新型コロナウイルスの流行により、私自身不安を感じながら日々の生活を送っていました。娘はまだ小さく、動き回って何でも触ったり、指を口に入れたりするので、感染者の多い時は外出することに強い恐怖がありました。礼拝や祈祷会についても同様で、主人の考えに従いましたが、喜んで出席することは私にとって困難なことでした。主人との間でも、細かいことについてどこまで気を付けるべきかという感覚に差があり、そのことにも難しさを感じました。
 今回のことについては、私が知りうる限りでも、それぞれの教会においてさまざまな方針を取っていて、何が正解で、何が間違っているという風に言うことはできないと思っています。私は、この教会としてどのような考えの元で方針を決めているのかわからず、嘉納先生にもお話に行きました。私の言葉で全てを説明することはできませんが、感染者の数も減っていき、少しずつそれがわかってきた部分もありました。
 結婚してからこの教会とともに歩んできましたが、その教えの全てが理解できる、と言うことは私には難しく感じます。それでも私は、神様が主人との結婚を導いてくださったこと、それを通して私をこの教会に導いてくださったことを信じています。そして、これまで教会の方々との関わりの中で、私達の家庭に与えられた変化や、小さくとも積み上げてきたものを、簡単に投げ出すことはできないと、いつも同じところへ立ち返らされました。全く違う文化をもつところから、私がこの教会に導かれたことも、いつか神のご計画の意図がわかる時が来ると信じています。
 今年から、玉城春恵姉妹と共に、礼拝の特別讃美の御用をさせていただいています。私は、歌が得意な訳ではありません。それでも、指導してくださる山本盡子先生や、ともに讃美してくださる春恵姉妹に励まされ、奉仕に立たせていただいていることに感謝しています。 病の流行も、今後どのようになっていくのか私達には知ることができませんが、すべては神の御手の中にあることを信じる者でありたいと思わされます。 

(仙台聖泉キリスト教会 会員)