同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

 - 変 化 -

山田 保

  「善を行うのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。ですから、私たちは、機会のあるたびに、すべての人に対して、特に信仰の家族の人たちに善を行いましょう。」(ガラテヤ 10:16)

 今年4月末に結婚が与えられ、半年が過ぎようとしています。ここまで私たち夫婦の歩みも、愛する教会の方々の祈りに支えられ、守られましたことを感謝いたします。
まだ半年ではありますが、結婚したことによるここまでの自分なりの「変化」について3つほど取り上げさせていただきたく思います。

 1つ目は、家庭集会を開かせていただくようになったことです。そこでは先生方を通して様々な気付きを与えられています。初めに気付かされたこと、そして心に強く刺さっていることは、私が特に苦手とするコミュニケーションの大切さです。コミュニケーションは一番簡単に費用をかけずに愛を示すことができる行為であると、お話をいただきました。
今までは誰と対話をするべきかということについて特に意識することもなく来てしまいましたが、結婚してからは、まず妻と対話するということを意識付けられています。
妻は、私が自分から進んで話をすることが得意でないことを察して、積極的に話しかけてくれます。しかし、それに甘えることなく私も自分から発信していくことが今後の課題です。

 2つ目に、恒励会(家長会)に参加させていただくようになったことです。結婚したことで恒励会の一員となり、6月には早速私たちの家庭で集会が行われました。そこで教会の先輩方のお証しを聞く機会が与えられましたことはとても感謝でした。仕事のこと、家庭のこと、子ども達のこと、先々を見据えてどんな取り組みをしているか、どんな心持ちで過ごしているか等々、そしてやはり神と教会が中心であることが必ずお証しされていて、大変感謝でした。そんな信仰の先輩方に続き、私達夫婦もどんな境遇に立たされてもなお信仰を持ち、揺らぐことなく歩んでいくことの重要性を改めて感じさせられた時でした。

 3つ目に、教会の方々との関り方です。これは今現在特に変化しているわけではなく、少しずつですが教会の行事等で先生方のお手伝いをさせていただくようになりました。牧師である妻とともにこれからの教会を支えていくことが出来るよう、多くの方々に祈られていることに大変感謝するとともに、心が引き締まる思いでおります。神からの大きな恵みと祝福によって生まれた家庭であること、そして教会の方々から大きな期待が寄せられていますことを覚えて、示された道をまっすぐに歩んで行く家庭となりますよう取り組んで参ります。
 冒頭の御言葉は家庭集会の時に与えられたものです。「飽くことなく善を行う」ということは、生涯をかけて教会の方々を愛し仕えていくということであると思います。御言葉には「失望せずに」とありますが、教会の現状は失望ではなく希望に満ち溢れているように感じます。しかし、たとえ今後どのような境遇におかれようとも、未来を見据え、希望を失うことなく、神が与えて下さる「善を行う機会」を逃さずに捉え、「信仰の家族の人たちに」仕えさせていただきたく願います。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)