わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!
- 長男 小学校卒業! -
玉城 春恵
「これらの人々はみな、信仰の人々として死にました。約束のものを手に入れることはありませんでしたが、はるかにそれを見て喜び迎え、地上では旅人であり寄留者であることを告白していたのです。」(ヘブル 11:13)
冒頭の聖句は、2012年、長男 信人が誕生した時に嘉納先生よりこの御言葉の所から名前をつけていただきました。先日3月19日に6年間の小学校生活を終え、長男が無事に卒業を迎えることができました。長男は、幼稚園でお友達との関係がうまくいかず、担任の先生と面談をする中でアーチル(発達相談支援センター)に導かれ、年中組の時に初めて相談に行きました。その時に、遊びの様子を見ていただき発達検査をし、自閉症スペクトラムの傾向があるとのお話をいただきました。小学校は普通学級に進ませることもできましたが、入学前の発達相談の結果を踏まえ、一番適していると判定された小学校の支援学級へと進ませることを決断しました。小学校入学、支援学級情緒障害クラスは、長男が入学したことで新たに1クラス設けられ、支援学級を担任する職員も一人から二人体制へとなりました。入学式を終えクラスに通され、ぽつんと一つ置かれた机にランドセルがあり、なんともいえないさびしさとこれからどうなるのかと不安な気持ちとともにスタートしました。しかし、この6年間を振り返ると、長男はたくさんの先生方やお友達に支えられ、助けられてきました。
私は、担任の先生との個人面談やクラスの保護者の方々と話す機会がある時は、週ごとに教会の礼拝に行っていること、生まれた時から教会の先生方や兄弟姉妹の交わりの中で支えられスキーやピアノをさせていただいていることも話し、主の恵みの中で私達家族が支えられ生かされていることを伝えてきました。そのような中で、ちょっと変わった?不思議な長男も受け入れてもらい、多くの先生方が関わってくださり、苦手としている普通学級交流クラスの授業やお友達との交わりの中にも積極的に参加させて下さいました。そこには、生まれた時から教会の中で積み重ねてきたものが長男の力と支えとなり、自分の苦手とする所や弱さにも臆することなく、がんばってみよう!とチャレンジできたことは神様からの大いなる恵みであり、感謝しております。
いよいよ中学生。今年はアーチルとの面談の年でもあり、中学校卒業後の進路ということも視野に入れながらの相談になっていきます。どのような道が備えられているのかわかりませんが、この小学校生活6年間長男のゆく道を導き続けて下さった神がともにいてくださることを信じ、中学校生活とその後の進路も長男にとって最善の道が開かれていくことを願って取り組ませていただきます。
また、次男 慈は小学校高学年5年生となっていきます。まだまだ甘えん坊な次男ですが、これから思春期に入っていき心身ともに変化がでてくる大切な時でもあるので、尚祈りつつ、この二人の息子たちの心が守られ教会の先生方と兄弟姉妹方と共に歩み成長していけるように、これからも彼らを教会に送り出していこうと思います。