同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

 - 息子たちの成長 -

玉城 春恵

  「いいですか。わたしが、あなたがたを遣わすのは、狼の中に羊を送り出すようなものです。ですから、蛇のようにさとく、鳩のようにすなおでありなさい。」(マタイ 10:16)
「また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人々に憎まれます。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。」 (マタイ 10:16)

 今年の夏休みは、教会の旅行会やサマーキャンプがあり、教会の先生方、多くの兄弟姉妹の交わりの中で、子どもたちが守られ、楽しい時間と祈りの時間を過ごさせて頂けたことを感謝いたします。

 夏休み明け、長男、次男と学校のお友達との関わりでトラブルがあり、学校の先生との連絡のやりとりが立て続けにありました。どちらも学校の先生方がしっかり対応にあたってくださり、本人たち、また相手のお子さんたちにとっても、よき導きの時が与えられたと感じています。

 小学校5年生の次男は、自ら牧師先生の所に相談しにいき、アドバイスを頂いておりました。学校での先生とお友達との話し合いを無事終えて、その後も、牧師先生が次男と話してくださり、悲しさや苦しさの思いの中にありましたが、気持ちを取り戻して、前に進んでいくことができ感謝しております。

 長男は、4月から中学校入学。小学校から大きく環境が変わり、授業の流れ、新たな行事、様々な生徒さん達との関わりの中で戸惑うことが多くありました。夏休み前の祈祷会では、自分の愛唱歌ともう一つ好きな讃美歌があることを私に教えてくれ、インマヌエル讃美歌544番いかなる所にわれ の讃美歌をリクエストしていた時はとても感謝でした。慣れない中学校生活の中で、きっとこの讃美歌が支えになっていたのだろうと思います。これからも続く学校生活、勉強だけではない他者との関わりの中で悩むことも多くあることでありますが、二人の息子たちが教会の先生方からの助言を大切し、なお知恵と力を頂きながら、歩み続けてほしいと願っています。

 9月に入り、教会の中では、いよいよクリスマスに向けての準備が始まっています。今年も変わらず、高校生の姉妹が素敵なチラシを作成してくださり、ハンドベルやオルガン演奏、幼い子ども達のクリスマス劇があります。

 教会学校では、まず全体でクリスマスの讃美を練習し、その後、それぞれのクラスに分かれ、担当する先生方が作って下さった台本を読み合わせながら劇の練習をしています。多くの所で労して下さっている先生方、兄弟姉妹方の働きに感謝しつつ、幼い子どもたちから年配の方々にいたるまで、また求道者の一人一人のうちに讃美が届けられ、クリスマスの御降誕の時を、喜びをもって迎えられるように、私も祈りつつ歩ませていただきたく思います。

「苦しみのうちから、私は主を呼び求めた。主は、私に答えて、私を広い所に置かれた。主は私の味方。私は恐れない。人は、私に何ができよう。」(詩篇118:5-6)

(仙台聖泉キリスト教会 会員)