聖書研究
— 救いについて(66) —
野澤 睦雄
「主は真実の神で、偽りがなく、正しい方、直ぐな方である。」(申命記 32:4)
「神は真実です。」(コリントⅠ1:9)
「神は真実で正しい方です・・」(ヨハネⅠ1:9)
4.救ってくださる神
・神のご性質である真実
「真実の神」
「神は真実です」という表現が聖書にはたくさんあります。
神の真実の意味を聖書学者がこう解説しています。
『真実と訳されている、旧約聖書に用いられているヘブル語の意味は、「支える」「止まる」「支持する」などの意味を持つ。従って人間にあてはめるなら「安心してより他のみことができるお方」というような意味である。
新約聖書に用いられているこの語にたいするギリシャ語の意味は、「依頼する価値があること」「より頼むにふさわしい」と言うことである。
七十人訳の前記の言葉に対すギリシャ語にもおなじ語が使われている。
「神は真実ですから、絶対に安心してより頼むことのできるお方です。」
「あなたは知っているのだ。あなたの神、主だけが神であり、誠実な神である。主を愛し、主の命令を守る者には恵みの契約を千代までも守られる。」(申命記 7:9)
神は真実であられるので、信じる者を必ず守ってくださいます。
「あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。」(コリントⅠ10:13)
神の真実は、信じる人々を耐えられない試みにあわせることはなさいません。
「主は真実な方ですから、あなたがたを強くし、悪い者から守ってくださいます。」
(テサロニケⅡ 3:3)
神の真実は、信じる人々を悪い者から守ってくださいます。これはおそらく「もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら、飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです。悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」(ローマ 12:20-21)というような勝利のしかたもふくまれるでしょう。
これが神の真実の表され方です。