聖書の植物
— 香料、薬草、野草から —
写真と斜体の解説文は、廣部千恵子氏のホームページ「聖書の植物」から同氏の許可により掲載。
詳細は同氏のホームページ 又は「新聖書植物図鑑」(廣部千恵子著、横山匡写真、教文館発行)をご覧下さい。
詳細は同氏のホームページ 又は「新聖書植物図鑑」(廣部千恵子著、横山匡写真、教文館発行)をご覧下さい。
プア(セイヨウアカネ)
Rubia tinctorum
アカネ科アカネ属
図はRubia tenuifoliaで、実際の西洋アカネではないが、外見が類似しているので、写真をのせた。(士師記10:1のプアがこの植物に由来しているという人がある。セイヨウアカネは現在でも草木染めの材料として使用されている。ヒソプは、清めなどの儀式に使われ、旧約聖書では至る所に登場してくる。サマリアでは過ぎ越しのいけにえの血を振りかけるのにヒソプMajorana syriacaを使用したり、指で血を塗ったりしているので、聖書のヒソプがMajorana syriacaとするのは間違いないであろう。