同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 結婚の導きからの歩み —

齊藤 遥

「努力して狭い門から入りなさい。なぜなら、あなたがたに言いますが、入ろうとしても、入れなくなる人が多いのですから。・・・いいですか、今しんがりの者があとで先頭になり、いま先頭の者がしんがりになるのです。」
(ルカ13:24,30)

 この御言葉は、12月21日に行った婚約式の際に開かれたみことばで、私の今年与えられたみことばと信じて歩んでいます。
 3月21日に私は同じ教会で生まれた時から共に過ごしてきた齊藤恵一兄と結婚させていただき新しいクリスチャンホームをスタートさせていただきました。結婚に導かれたきっかけは、昨年の11月末にありました、山本盡子先生からのおすすめでした。主人と私それぞれにお話があり、その場ですぐ返事をするということではなく盡子先生は私達に一週間考える時を与えてくださいました。私の場合ではありますが、今振り返りますとその一週間は本当に私の信仰が試みられた時だったと感じます。結婚に関しては本当に祈っていたことでありましたし、月に一度の盡子先生とのカウンセリングを通しての様々なお話など、結婚に向けての取り組みをしていたことであります。しかし、願っていたはずの結婚の導きが与えられた時、正直私は混乱した者でありました。それは一言では言い表せないことであり、また与えられた一週間を過ごす時(仕事中や家で過ごす時どんな時でも)気持ちの上がり下がりが激しくて、急にワーっと喜びに満たされたかと思うとまた急に自信の無さから不安になってみたり、そんな日々を過ごしておりました。それは返事を出す直前まで続いたことでありますが、盡子先生と様々なお話しするごとに信じて従うことを決意させていただきました。
 しかし、それからも順調にいったことではなく婚約期間の12月から又新婚生活がスタートした3月21日から、しばらくは私自身今までにないくらい勤め先の仕事が忙しく、結婚式の準備や新居の準備、新しく家庭生活が始まった時も、私の帰りは主人より遅く本当に最初から不安定な中の生活がスタートしたことであり、初めから世の中と家族の営みとのはざまに揺り動かされていました。このことは、私にとって大変な中にありましたが神を第一としたクリスチャンホームを築きたく願う中に神から提示された課題であると思いました。どんなに忙しくても大変でも神を第一として信じ取り組み乗り越えることでこれからの営みに良き影響がうまれると考えたからです。そして、そのような中でも主人や教会の先生方を始め多くの兄姉、家族の支えがあり祈りがあり私達の為に教会が一丸となって支えとなってくださいました。私達の新しい家庭は神様が教会を通して基礎を作り礎となってくださったことに大変な感謝と喜びに満たされていることであります。
 結婚生活がスタートして4カ月経とうとしています。生活もようやく落ち着き、月に一度山本嘉納先生ご夫妻を招いての家庭集会が持たれ、この家庭に与えられている課題や夫婦としての取り組みなどに身を置くことが許されていることを、また日々守られ祝されていることを感謝しています。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)