同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 神の恵み —

茂永 和子

「まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。」
(詩篇23篇6節)

 10月はじめの日曜日の午後に教会のハンドベルグループ「ウィズティアーズ」のコンサートがありました。ホールを借りての単独コンサートははじめての経験でした。下は中学一年生から上は?代と幅広い年齢層の13名の姉妹たちで構成されています。私もそこにくわえていただいて14年になりますが、そのはじまりはメンバーもベルの数も少ないところからでした。しかし今は、若い方々も加えられて音の厚みも増してきました。若い方々は成長して、だんだんと年長者のフォローもしていただけるようになっています。(笑)
 ベルの指導をして下さっているのは婦人伝道師の山本盡子先生ですが、月に一度教会で持たれている分科会伝道会、「ぶどうの木」の集会の時に「世の中の人と比べて私たちは、教会の中で本当に豊かな世界が与えられていると思います。まだ小さな慈くんや信人くん、謙悟くんと関わるということも普通にはないことだと思いますし本当に感謝しています。」と語られたことが心にとどまり、ここ数カ月思いを巡らしながら私も教会の多くの方々に支えられ関わっていただいていることを実感しながら神様が私たちに与えて下さっているものの豊かさを覚えることでありました。
 今年の3月から新しい職場が与えられ仕事をさせていただいていますが、5月に行われたバンドのコンサートと今回のベルのコンサートに同じ職場で働く年配の女性の方を誘い、来てくださいました。来てくださった方はとても喜んで下さり「心が洗われるような思いでした。そこに携わる一人ひとりを見て豊かな世界に生きていると感じたこと、それに比べて自分はなんと狭い世界の中で生きてきたのだろう」と語られた言葉を聞いたときに御名を崇めました。
 私たちが主から受けたもの、託された福音を一人でも多くの方に伝えて行くことができるようにと願わされ、今年もクリスマスに向けて尚、伝道の業に励ませていただきたく思います。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)