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質問してみよう「聖書を学ぶ会」—61

「与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。」
(ルカの福音書 6章38節)

 昨年あたりから、この会の質問が礼拝のメッセージに関わることが多くなりました。
 私もメッセージは聞いていますが、若い方々からも多く質問されることは、どう結び合わせて行けばよいのかがわからないことがあり、その事を説くカギが語られます。
 答えではなくても1つの手段のようなものが与えられます。
 最初のメッセージをきちんと心に納めておかないと、持って帰るものがなくなってしまうように感じます。
 今回の学びで特に心に残ったことは、枡を大きくしていく必要があると語られたことでした。私が一番難しいといってしまうこところです。
 信仰者の年月を重ねた方ほどこれでもう良いと、安定や守りにはいってしまっているが、神様の真実に生きるためには止まってしまうのではなく、発展していかなければならないこと、信仰をもって乗り出す力を備えていく大切さが語られました。そして、まず私は何をどうしていけばよいでしょうと神様に祈り続ける力を持ち続けること、自分にとって高価と思って自分の好みとしているものを置いて、捨てて、新たなものを入れていけるかが、とても重要なことですと語れました。そして枡を大きくしていく、1つの方法が示されました。
 それは若い方々のエネルギーに触れていることです、若い方々は未熟だからこそ神様を求める力を持っています、聖書を開く集会以外にも交わりの集会もたくさんありますから、そこで取り組みをしてみるといいでしょう、というおすすめをいただきました。
そうすれば神様の祝福の中に自分を入れ続けていられるでしょうと語られました。
  昨年1年を通して、神様は私たちにたくさんの恵みを与えようとしておられます。ですからそれを勝ち取って恵みにあずかりましょうと語り続けられえきましたが、昨年末兄弟の救いを通して喜ぶ者と一緒に喜ぶ大きな恵みをいただいたことに感謝しました。
 私も自分の生きざま、性分というものが成長のさまたげとならないように、語られた言葉に生きたいと思いました。そして、約束してくださる神様の祝福の中を生きていきたいと願っています。

(執筆担当:石井さち子 仙台聖泉キリスト教会会員)