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質問してみよう「聖書を学ぶ会」—49

「ただ主のしもべモーセが、あなたがたに命じた命令と律法をよく守り行い、あなたがたの神、主を愛し、そのすべての道に歩み、その命令を守って、主にすがり、心を尽くし、精神を尽くして、主に仕えなさい。」
ヨシュア記22章5節

 ヨシュアはルベン人、ガド人、およびマナセの半部族に、モーセの命じた事を守って共に戦い抜いたことへの祝福の言葉を述べている。しかし帰り路にに於いて、ヨルダン川のそばに一つの祭壇を築いたことによって、大きな混乱をまねいたしまった箇所を学びました。
 そして今回もたくさんの質問がありましたが、私も話しの中に感じたことがあった質問を取り上げさせていただきます。

[山田保兄の質問]
 「ヨブは潔白で罪を犯さなかった人なのか、それとも罪を犯していたのですか?」
 それに対して山本嘉納先生が
 「ヨブは罪を犯していたからサタンの災いを被ったわけではない。むしろ神はヨブに全てを2倍にして返し祝福を与えられたとおっしゃられていて、罪とは関係なく災いを受けなければならないこともありますが、たくさんの祝福も私たちのために与えてくださる方であることを知ることです。」
と回答されたことに感銘を受けました。

[斉藤恵一兄の質問]
 「ヨハネ3章8節中の、イエスがニコデモに語った言葉をニコデモは理解することが出来なかったのですが、私もこの質問の所が良くわからないのですが、どう捉えれば・・・」という質問でした。
 先生は
 「神は風のようにふっと現れたり、現れなかったりします。私たちはいかにしてその風を捉えることが出来るか、そして風を感じることが出来たら、次にそれを何かと結び合わせて形として表してみることが大切です。」
 と話しておられ、それは今の私にはなんとなくむずかしく経験においても実績もないなかでとても神経を遣うことかと思いました。でもそれらしい教会生活をしているのではなく、風がふく中にいつも自分がいることが出来る環境の中にいることが大切なのだろうと思いました。

[森田忍兄の質問]
 「感覚を養うにはどうすればよいでしょうか」
に対して、先生は
 「一番家庭の中に両親や兄弟との関係の中で、特に親の不備を見分け、また理解し、認め、そして自分が家庭を持った時の為に活かすこと、そのことが出来るようになるために、今、愛をもって接し仕えることをすべきです。」
と語られました。

[山本守兄の質問]
 「個人における伝道の際、私たちの教会にしか通じない言葉の言い回しや、特別な言葉とかがあって、一般の人達にどのように伝道をしていけばよいですか。」
 という質問が山本守兄よりなされました。
先生は、
「まずは真理を話すことを第一優先にすべきです。どこで開花するかわからないけれども、たゆまず真の種を蒔かなければ実を結ぶことはないから。だから相手のあることは確かですが、あなた自身がゆるがされずに真理を語れるかです。そしてあなたが真理の道をきちんと歩んでいくことです。」
と語られました。

 私たちはバンドを組んでコンサートを開き、年数回伝道の働きをしています。このことを忘れないようにして活動していきたいと思いました。

(執筆担当:森田 輝 仙台聖泉キリスト教会会員)