同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 次男の幼稚園 —

玉城 春恵

「父と母を敬え。あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」(マタイ 19:19)

 冒頭の御言葉は、次男、慈の幼稚園修了式時に開かれた御言葉であります。
 3月16日、無事幼稚園生活を終了し、4月9日には入学式を終えて、長男、信人と共に小学校生活をスタートさせました。
 幼稚園生活は、牧師先生ご夫妻のお勧めがあり、4歳を迎えた年中組より尚絅学院大学付属幼稚園に転入させて頂きました。
転入前、見学させて頂く中で、私自身も先生方の関わりやお子さん達の様子、自然環境の良さ等を感じ、小学校入学前の2年間を新しい環境の中で過ごさせたいと思い、転入を決めさせて頂きました。

 当初は送り出す私以上に、次男が緊張と不安の中にあり、転入前まで通っていた幼稚園の思い出をひきずって、「前の幼稚園に戻りたい」と言うこともあって、新しい環境になかなか慣れませんでした。その中で、私は明るく次男を送り出すように努めてきました。幼稚園の先生方も、その次男の気持ちを受け止めて下さり、新しい環境も楽しいと思えるように見守り、関わって下さいました。その積み重ねがあって、年長組に進級してからは変化が出てきました。
「お友達とぶつかることがあっても、なんとか解決しようと一生懸命がんばっています。」
「跳び箱やなわとびにチャレンジしてます。」
「みんなの前で、こんな発言や発表をしてくれるようになりました。」
など、担任の先生とは、連絡ノートでのやりとりがほとんどで、次男のちょっとした変化や成長を伝えて下さり、また本人からも幼稚園での出来事を家庭の中でも積極的に話すことが多くなりました。
 始まりは苦しいスタートからでありましたが、次男もその所を乗り越えて、楽しいものへと変えていきました。
 幼稚園修了式、コロナ禍中にあって保護者参加は1名、主人が参加しました。 修了式終了後、教会に行き、山本嘉納先生に報告し、お祈りをして頂きました。その時次男は「尚絅幼稚園に行って良かったです」と先生の前で元気に挨拶したそうです。うれしい限りです。その報告を受けて、私も神の導きを信じて、この2年間次男を幼稚園に送り出せてことを感謝しました。
幼稚園で学んだ2年間は、次男のこれからの歩みにとって、大きな力になっていくと信じています。新たに始まった小学校生活、長い6年間ですが、これからも親子共々、神の導きの中を信じ、従って歩んでいきたく願っています。
「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」(ヨハネ 8:12)

(仙台聖泉キリスト教会 会員)