同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 息子の成長 —

石井 貴子

「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものは全て与えられます。」(マタイ  6:33)

 早いもので息子も1歳7か月になりました。段々とこちらの呼びかけに応答するようになり、言葉を真似するようになりました。教会の中でも、賛美に合わせて歌ったり、振り付けを真似したりする姿を見て、成長が与えられていることを感謝致します。
特にお祈りの最後に「アーメン」のタイミングで、声を出して一緒にお祈りできるようになったことに感謝と喜びを覚えました。

新生児期のミルクのお祈りから始まり、食事、おやつ、ケガをしたとき…小さな祈りではありましたが、息子は聞いていて、息子にとっても神様と交わる時間であったことを幸いに思います。
また、この息子の姿を通して、山本嘉納先生、盡子先生が家庭集会の中で仰っていた「子どもがまだ言葉を話せなくても、聞いているし分かっている」とは、まさにこのことなのだと実感しました。 このように先生方が大切にして来られたこと、実践されてきたことを家庭集会の中で伺い、経験は無くても、そういうものなのだと備えられることは、私たちの家庭の営みにおいて大きな助けになっています。

クリスチャンとなって今年で3年となりました。信仰を持って子育てをするということに、自分に出来るのだろうかと不安になったこともありますが、先生方がふさわしいタイミングで導いて下さり、教会の中で兄弟姉妹方が息子と関わって下さり、また日々の主人の助けがあり、ここまで守られていることを感謝致します。
私たちの家庭が何を大切にしているか、それが子どもを通してあらわれるということを目の当たりにして、感謝を覚えるとともに、私自身も息子に教え、導いていくものとして、尚成長しなければならないことも思わせられました。

社会の中で生きていくことと、信仰を持ち続けることの両立に困難を覚えることもありますが、恐れるのではなく、神様の助けと導きがあることを信じ、祈り、信仰を貫く者でありたく願います。
そしてそのことが、息子が神様を見出し、救われることに繋がると信じています。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)