同労者

キリスト教—信徒の志す—

JSF&OBの部屋

~ 聖言を蓄える ~

石井 勝

「しかし、あなたは、どのような場合にも慎み、困難に耐え、伝道者として働き、自分の務めを十分に果たしなさい。」(テモテⅡ 4:5)

 この年も、残り3ヶ月という所まで来ました。
 月日が経つのは本当に早く感じます。
 この年、私たちの家庭では長男が保育所への入所、妻の職場へ復帰とそれぞれ、大きな環境の変化の中を通りましたが、その一つ一つ神様からの守りがあり、この所まで歩む事が出来ました。
私たちの教会では毎週日曜日の礼拝前に、教会学校の時間を持っています。数年前より山田兄姉が担当してくださり、聖書の学びを基礎的な内容から丁寧に、繰り返し教えて頂いています。
現在は新約聖書の学びをしていますが、その中で各書の主題聖句や暗唱聖句を紹介して頂きます。
 大切な事は、聖言を多く心の中に蓄えて、信仰者として、日々の生活を歩んでいく中で、様々な時に聖言を思い起こしながら、それに倣い実践する事であり、それは人生の中で大きな助けとなる事であると教えて頂いています。
それは、信仰者の姿として、当たり前の事のように感じますが、私自身の事を考えてみますと、日々の目まぐるしさの中でそのような姿で生きているかと問われますと、まだまだ心の中に聖言が足らない者であることを思わされます。
 この年、私たちの教会は、願っておりました第二教会の建設がいよいよ現実の事となろうとしています。そして、私たちの家庭においても一つのビジョンに向けて、少しずつそれが具体的な事として動いております。
 これから、訪れるであろう、様々な環境の変化の中で、そのことに翻弄されるのではなく、聖言を多く心の中に蓄えて、その中を生きるものでありたいと思います。
 冒頭の聖言でも「どのような場合にも慎み、困難に耐え」とありますが、その中を真摯に歩む時、神様は尚、困難をも益と変えて下さることを信じさせて頂きたいと思います。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)