同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 従う —

石井 貴子

「この世と調子を合わせていけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」(ローマ 12:2)   

 2月12日は長男の誕生日で、3歳になりました。ここまで守られ、成長が与えられたことを感謝致します。
 私たちの教会の山本嘉納先生、盡子先生より、家庭集会の中で「3歳までの躾が大切であること」が示されてきましたが、 3歳を迎えるまで、本当にあっという間だったことを感じます。そして、まだ躾なければならないことも思わされます。
 この1年は次男の誕生、新居への引っ越し、義両親との同居と、環境の変化が多くありましたが、私自身は、常に長男のことで悩んでいたように思います。
引っ越しに伴い、通っていた保育園が遠くなり、通園に時間がかかることから睡眠不足になってしまったこと、保育園からの帰宅後、眠気で自分自身をコントロール出来なくなり、愚図ることが増えました。
盡子先生に相談し、その対策として、入浴・夕食の時間を早める等、生活リズムの改善を行うことで、眠りにつく時間も早くなり、帰宅後の愚図りは解消されました。
また、保育園も新居の近くに転園することを盡子先生より助言して頂き、幸いなことに空きがあったため、すぐに転園することができました。
 今年に入ってからは、新しい保育園にも慣れ、体力がついてきたためか、保育園での昼寝をしなくなり、また保育園からの帰宅後、愚図るように・・・今度は早朝に起こすことで、しっかりお昼寝するようになりました。
そして、これまでは、長男が愚図らないように睡眠を確保する対策を取ってきましたが、愚図った時に、どう長男の気分を変えるか、コンディションが悪い状態でも、きちんと親に従うことができるように、「子どもは、親に従うことができなければ、神様にも従うことができない」と、私自身も恐れながら、このことに取り組んでいるところです。
 長男への躾を通して、私自身も、神様に従う者でなければならないことを、強く思わせられます。長男のことは、特に盡子先生にお時間を取って頂き、相談し、具体的な改善策を助言して頂き、そして実際の生活の中では、義両親に様々な所で協力して頂き、ここまで守られたことを感謝致します。
 話は変わりますが、2月5日に仙台聖泉一本杉キリスト教会で開かれた集会「Bible Study」に参加しました。
講師である山田兄より、聖言を通してお話がなされた後、参加者が自由に質問する時間がもたれました。
その中で、山田姉が、ご両親である山本光明先生、和子先生が天に召されて、親に祈ってもらうことがもう無いのだと、寂しい気持ちであるとお話しされていたことが印象に残っています。
 私自身はクリスチャンの家庭に育ったわけではなく、親の立場で祈ることしか考えたことがなかったので、子どもが親に祈ってもらうことで「神様が守って下っている」と安らぎを感じていることは、新鮮でしたし、報われたような気持ちにもなりました。
 小さな祈りではありますが、神様は聞いて下さり、応えて下さること、 子どもの心にも届いていることを信じて、日々、子どものために祈り続けたいと思います。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)