同労者

キリスト教—信徒の志す—

JSF&OBの部屋

~ 救いとドラム ~

森田 忍

「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子ども とされる特権をお与えになった。この人々は、血によってではなく、肉の欲求や人の 意欲によってでもなく、ただ、神によって生まれたのである。」(ヨハネ 1:12-13)

 冒頭の御言葉は私が救いの恵みに預かった際に、与えられた御言葉です。
2011年7月7日に救われ、今年で12年間、信仰者として歩みが導かれたことを感謝致します。
私自身、救われるきっかけとなった出来事として、ミルフィーユの伝道コンサートにバックバンドのドラマーとして参加していました。コンサートの最中、「月の光」という曲の演奏中に不思議と涙が止まらなくなりました、自らのドラムの演奏にも影響するほど心を強く握りしめられた様な感覚でした。
コンサートが終わり、その日の夜に、山本盡子先生からメールが届き「あなたのその涙は何の為に流された涙ですか?」と、神が先生を通して、私に迫って下さっと思わされたのと同時に、クリスチャンとして神の前にいままで犯してきた罪の告白と悔い改めて、神と教会と共に歩む事を、お約束する時だと感じ、山本嘉納先生の元へ行き、罪の告白、悔い改めと共に祈っていただき救いの恵みへと導かれた、というのが私の救いの経験です。

そこから12年の時が経ち、この年の7月2日にコロナ禍により行うことができなかった、伝道コンサートを行いました。私も、久しぶりにドラムに触れ、讃美の奉仕に用いられて、とても感謝でした。
12年前救いのきっかけとなった曲、「月の光」讃美され、当時と違うことは、自らの娘も讃美の奉仕に用いられ、私がドラムを叩く前で、大きな声で緊張している様子もなく、笑顔で讃美している娘を見て、とても感謝でした。
神は救いの道へと導いてくださっただけではなく、自らの愛する隣人、教会の方々と共にこのコンサートのひと時の時間を備えて下さったことに心から感謝を憶えました。

私にとって、ドラムを演奏することを通して、救いの恵みと今ある恵みを憶えさせていただきました。尚、神の恵みは豊かであることを信じ、この所に証することができたことも併せて感謝致します。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)