同労者

キリスト教—信徒の志す—

JSF&OBの部屋

~ 教会学校小学科 ~

石井 勝

「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」(ヨシュア記 1:9)

 今年も早いもので、10月になり、残り3ヶ月というところまで来ました。
時が経つのは本当にあっという間で、もうこの年も締めくくりのところに段々と入ってきました。
 この年を振り返ってみるときに、様々な出来事がありました。
3ヶ月に1回担当させていただく、この同労者の原稿を振り返ると、家庭のこと、子どものことを中心に書いていたと思いますが、今日は少し違うことを書かせて頂きたいと思います。
 この年、私は、教会学校の小学科教師に任命されました。10数年ぶりのカムバックです。
最初は「まさか、また私が…」と驚きましたが、もう一度、この働きに遣わされたことを感謝致します。

 森田姉と担当させて頂き、生徒は小学生の3人の男の子たちです。
毎週、日曜日の30分程の短い時間ですが、聖書の学びを行い、月の最終日曜日は、カードゲーム等をしながら、楽しいひと時を持っています。

 小学科を担当する上で、どのような学びをしたら良いのだろうと考えた時、 昨年まで、成人科に生徒として参加させて頂いた中で、先生の山田兄が、聖書の箇所・分類・大きな流れを解説してくださり、また、新約聖書の学びでは暗証聖句を紹介してくださいました。
 クリスチャンとして、まずは聖書を正しく理解すること。暗唱聖句を通して、私達が生活する中で、常に聖言を蓄え身近に置くことの大切さを学びました。
 私は、小学科でも、このことを取り入れたいと願いました。 この1年、私が担当の時は、聖書の箇所と順番を覚え、礼拝などの各集会において自力で聖書を開く事が出来るようになること。森田姉が担当の時は、暗証聖句を通して、普段の生活の中で、嬉しいとき、悲しいとき、どんなときにおいても、聖言を思いだすことができるよう学びを進めてきました。
子供たちも、その学びに一生懸命、取り組んでいました。
 今年は、第2教会であります、一本杉教会での集会も始まり、子供たちもそのところに遣わされて、働きをしておりますので、本教会での小学科の学びは、 例年と比べると、回数が少なかったり、学びの間隔が空いてしまったりということが多くありましたので、子供たちに宿題を与え、「次回までに旧約聖書の箇所を覚えてきてね!」と言うと、皆ほぼ完璧に聖書の箇所を覚えて来て、私はとても驚かされる共に、大変感謝しました。
 私自身もまだ足なさを覚えるものではありますけども、この子供たちの成長のために、なお、取り組ませて頂きたいと思います。

 また、この子供たちとは、今年特にイーグルスの活動の中で野球の練習を数多く行ってきました。  思い返すと、私も小学校の頃、教会近くの東北大学片平キャンパスのグラウンドで、教会の先輩方と一緒に、夢中になって野球の練習をしたことを思い出します。
今、彼らのその姿を見ていると、当時の自分の姿と重なります。
 イーグルスの活動も、長年続けられ、先輩方からその働きを受け継いできましたけども、そのことを絶やすことなく、続けられるように、私自身も、尚、取り組ませて頂きたいと思います。
子供たちがこの教会の中で、生き生きと成長ができることを祈りつつ。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)