同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

- 新たな年を迎えて -

玉城 春恵

  「しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。」と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。」(コリントⅡ 12:9)  

 2024年、新たな年を迎えさせて頂きました。冒頭の聖句は、私が今年、年頭に与えられたと信じております御言葉です。昨年の伝道委員会において、嘉納先生がこの御言葉を開いて下さった時に、12年前に母教会で一緒に仕えていた一人の姉妹が私に送ってくれたことを同時に思い出し、昨年一年間、私の心に残り続けました。もう一度、この御言葉に導かれ、新たな一年を歩み出すことができていますことを感謝いたします。

 元旦礼拝では、「真の神、永遠の生命」と題して、ヨハネの福音書5章12-21節よりメッセージが語られ、2024年度の教会の御言葉と目標が掲げられました。この一年も、神が私の行くべき道を教え導いて下さることを信じ期待し、礼拝メッセ―ジを聞き続けたく願います。また、一つ一つ、神が私に示される福音の働きの中にも、自らを置き続けることができるように、主が支えて下さることを信じ祈りながら進んでいきたく思います。

 また、今年は、母教会の新年礼拝にも出席させて頂く時が与えられました。 変わらず、主に仕え続けている先生方、兄弟姉妹の姿にも励まされ、前進していく力を頂けましたことを感謝しております。救われて20年が経ちました。礼拝メッセージを伺いながら、主に生かされていることへの感謝と喜びに自分自身の心がにぶくなってしまっていないか問われ、私に与えられた救いの原点を見つめ直す時でもありました。

 日々の営みの問題や課題にばかりに目を向けて、自分の考えや思いに固執しまいがちな者であります。もっと主を仰ぎ見、永遠の生命に生きる者へと変えられていきたく、主との交わりや礼拝メッセージで語られたことに思いを巡らしながら動いていくこと、後に続く子どもたちの救いへと繋がっていくことを願いながら、また一年、歩んでいきたく思います。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)