同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

 - 子どもたちの成長 -

森田 恵真

  「主を恐れることは知識の初めである。愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。」(箴言 1:7)  

 私たちの小さな家庭の歩みも、この年もこのところまで守られたことを感謝しております。先日もお証させていただきましたけれども、私たちの家庭も結婚して7年が過ぎました。娘は5歳、息子は2歳になり、それぞれに成長が与えられ、感謝しております。
 息子は、話し始めるのが遅い方で、2歳を過ぎてすぐの頃はほとんど話しませんでした。しかし、お祈りの時にアーメンと言うんだよ、と教えはじめてから、少しずつ言葉が増えていきました。最初はアーメンと言うこともできず、「あーう」と言っておりましたが、少し前に「アーメン」とはっきり言うことができるようになりました。今ではたくさんの言葉を話し、讃美歌も少しずつ歌えるようになりました。
 私はこの教会に嫁いできて先生方からご指導を受ける中で、子どもだから言ってもわからない、できないと思わないように、ということを言われたことがあります。最初の頃は、相手は赤ちゃんだし、言っても伝わらないのでは?という思いもありました。しかし、言われた通りに子どもに対して接している中で、言葉の意味がはっきりわからなくとも、こちらの言いたいことは伝わっているということを感じるようになりました。
 息子が生後半年の頃に、一本杉教会の礼拝に一緒に参加したことがありました。息子は起きていましたが、バウンサーに乗って、ずっと静かに過ごしていたことを覚えています。その時に、この場所は静かにしないといけないということがこの子はもうわかっているなと感じました。もちろん子どもなので、いつでもそれが完璧にできるわけではなく、その日の体調などによって左右されることはあります。しかし、こちら側が最初から「子どもだからわからないだろう」と思って接していれば、できるようにはならなかったということもあると思います。
 子どもたちは教会の中で先生方をはじめ、教会学校の先生方、兄弟姉妹、また同じくらいの歳のお友達にたくさん関わっていただき、その中で成長しています。集会の時は静かに過ごし、楽しい時には思いきり楽しく遊んでいる子どもたちの姿を見る時に、これは当たり前のことではないということを感じさせられます。
 未熟なところもありますが、子どもたちがそれぞれ年齢にふさわしく成長が与えられていることを感謝しております。なお子どもたちが神と教会とともに歩み、信仰が与えられることを祈りつつ歩みたいと願っています。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)