同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 心の中の隠れた人がら —

山田 行

「むしろ、柔和で穏やかな霊という朽ちることのないものを持つ、心の中の隠れた人がらを飾りにしなさい。これこそ、神の御前に価値あるものです。」(Iペテロ 3:4)

 今年与えられた御言葉です。私の職場は、小児歯科です。一緒に働いている人たちは、院長先生ご夫妻と(私を入れて)スタッフ8名です。もちろん?私がスタッフの中では一番の年長で自分の娘と少ししか違わない最年少の人もいて、毎日共に仕事をしています。みんな一生懸命、真面目に仕事をしている姿は、時に私自身の励みにもなりますし、若い人が、けなげに頑張っている姿に感動することもあります。もちろんうまく出来ないこと、失敗などありますが、親心のようにになってしまうのですが励ましたり、心配したりもします。若いということはそれだけで「美しいな」と思います。
 さて、私のように中年のおばさんは、何で勝負しなくてはいけないか?この御言葉の前の3節には「あなたがたは、髪を編んだり、金の飾りをつけたり、着物を着飾るような外面的なものではなく」とあります。やはり内面で勝負なのですね。これが私の今年のテーマになっています。
 まず与えられた御言葉の中に「柔和で穏やかな霊という朽ちることのないもの」これは、「だれにもなやみを故意に与えることをしない。そしてなやまされることなしに、すべての間違いに耐えるものである。」と ジョン ウェスレーが書いたものを読みました。信仰が未熟ではこのようなことはできません。やはりきちんと成熟した信仰者が与えられていくものであると思いました。
 私も色々な場面で自分の中に隠れている人がらに自分でびっくりすることがあります。不意に起こる出来事の中に本心が出てきます。怒りや悲しみ、こだわりなど、自分に振り回されてしまうことかあるのです。だから注意深くこのことも神に触れていただいて、改善が必要なのか、悔い改めが必要なのか教えていただかなくてはいけないと思っています。
 私はこの年も自分というものに取り組んで、神に喜んでいただけるように又、神の前で何が本当に価値あるものなのかを追求させていただこうと願いました。信仰者としてまだまだ成長させて頂きたいからです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)

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