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質問してみよう「聖書を学ぶ会」—21

 この年も残すところを覚えながら11月の聖書を学ぶ会が変わらずに持たれましたことを感謝いたします。
 申命記28章が開かれました。守らなければならないルール、しなければどのようなことが起るか、神を恐れない者に対して危機的意識を持ちなさいと。のろいの恐ろしさを私たちは代を重ねながらきちんと教えていかなければならない。本当に神を信じ従うということをしていかなければ「まあ、なんとかなる、大丈夫だ」と思っているうちにどうにもならないところに行ってしまう、うちの子は大丈夫と思っている侮りが。と語られました。
 先日のメッセージの中でダニエル書6章、ダニエルが獅子の穴に投げ込まれた箇所が開かれ、その中で「挑戦されたものは、神に挑戦されたものとして」と語られましたが、どういうことだったのかと質問させて頂きました。
 それは、ダニエルは3人の大臣の長として国のナンバー2に抜擢される人物だった。それゆえに周りからは妬まれ、ダニエルは仕組まれた。ダニエル書6章10節にあるように、ダニエルはダリヨス以外に祈願をする者はだれでも獅子の穴に投げ込まれるということを知った後にも窓を開け、いつものようにひざまずき祈っていた。人に知られないようにするならば窓は閉めるところを回りから見える状態の中でそのことがなされていた。このことは神からの挑戦として受けとめ、そのことに応えているということです。神との信頼関係がそこにはあります。私たちもこれから歩んでいく中で神様が備えられた場面、ここぞという時に神を隠すのではなく、神を顕すことができるか。信仰者の完成は何があっても穏やかにジタバタせず平和、平安のうちに歩んで行くことだと思いますと語ってくださいました。
 そこに少しでも近づいていけるようにと願わせられました。

(執筆担当 茂永 和子  仙台聖泉キリスト教会会員)

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