同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 神の導きに感謝して —

玉城 春恵

「信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。」
(ヘブル11:1)

 この御聖句は私達の結婚の時に、山本嘉納先生より与えていただき、いつもこの約束を信じ、神様の恵みの内に活かされて3年の感謝の時をおぼえることが出来ました。
 またこの4月の最終の聖日には、私の母教会に於いて合同の礼拝を持たせていただく予定で、豊かな交わりの時が備えられていますことも感謝いたします。
 この時私はこの神様から導き与えられた結婚のことを思い返してみた時に、最初に、山本嘉納先生と若い方が母教会で開かれた讃美伝道集会の前日に器財を運んでいらしたのがはじめての出会いでした。その時に感じた不思議な感覚は、みんな先生の家族たちかな・・・でもどう見ても似ていないし・・・そんな思いを持ちながら一緒に準備をさせていただきました。当日の集会も良き恵みの時でありました。その後の愛餐の時に齋藤優子姉と隣の席となり、結婚の話ができました。私はその時「私は1世なので、結婚する方も1世が良いと思っています。2世、3世の方はきっと合わないと思います。」と言いました。すると姉妹は、「私も1世だけど、2世、3世の方たちの神様の前にまっすぐに歩んでいる姿は魅力的よ。」と教えていただき、その事が心に残っていました。
 集会が終わった後、牧師先生から呼び止められて、今の主人の写真とお証しの 紙を渡され、それを手にして読んだ時に、すばらしい信仰を持った方だと感じ、又名前が私の父と同じ、ただしという名であったのにも驚きました。その後、神様の導きを信じて結婚を決意して進んで行きました。その途中で私は幾度かおじけづいたりして、先生方を困らせてしまった時もありましたが、支えられて結婚までたどりつくことが出来ました。
 はじめてこの教会の方々に会った時のあの不思議な魅力は、神様が私に見せて下さったこの教会が長く大切にしてきた財産のほんの一部でしたが、私に先に確信を与えて下さったものでした。
 そしてこの教会という家族の中に主人と私、そして長男が交わりの中に共に歩ませていただいていることを感謝しています。
 なおこの結婚によって、2つの教会が交わりを続けさせていただいていることも神様の深い恵みの故であることをおぼえることであります。
 この小さな家庭の内にも神様の祝福が豊かに与えられておりますことを感謝しつつ歩んで行きたく願っています。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)