同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 自分から求めて出たとき —

石井 さち子

 昨年のことになりますが、11月の祈祷会の時、牧師先生から、「どうぞ、1年に1回でもいいですから、お祈りに立ってください。それは皆さんにとっても、教会にとっても、大切なことです。」というおすすめがありました。
 私は、この時のことに限らずですが、力のない者なので、私には・・・と、すぐに思ってしまい、おじけづいてしまいます。世の中でならば、良い言葉で謙遜と言っていただけるかもしれませんが、神の前には不誠実な者であることが示されました。
 今はたくさんの時間も与えられているのに、前に踏み出さない自分がいました。
しかし、この後で、語っていただいたように祈りに立ってみようと思い、最後の月に祈ることができました。その祈りの中で、若い方々の進もうとしている道が守られることや、福音の働きのために立っていらっしゃる方々を支えてくださること、そして、私もその中に加わって立っていきたいと願いました。
 1年のしめくくりの時に、とても大きな恵みとなりました。又、月に一度聖書を学ぶ会という集会がもたれていますが、聖書の中で分からないところなどを質問することができ、先生から教えていただきます。時には質問したことに対して、「私にも分かりません。」という返事が返ってくることもありますが、不思議なくらいその質問した御言葉は、忘れないで心の中にとどまっています。自分から求めて出たときに、その御言葉がたましいの中に生きて働いてくださることが分かりました。
 「今になってこんなことを」と思うと、本当はとても恥ずかしくなるのですが、今礼拝でも、「自分をきちんと認めて、そこから逃げ出さないで歩みはじめなさい。」と語られています。ですから、弱き者も、神様の恵みの中に生かしてくださることを感謝して、教会の皆さんと一緒に歩んでいきたいと思っています。

「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」(イザヤ書 41:10)

(仙台聖泉キリスト教会 会員)

Valid XHTML 1.0 Strict