「同労者」225号—ショートコラムねだ

同労者

キリスト教—信徒の志す—

ショートコラムねだ

— アメイジング・グレイス —


 讃美歌「アメイジング・グレイス」が日本でも世の人々にもてはやされるようになって久しいと感じる。いつからそうなったのか。それは映画「タイタニック」が放映されてからである。
 だが曲だけ聴いていて、世の人々がどういう歌詞を歌っているのか知らなかった。
てっきり讃美歌を歌っているのだと思っていたが、最近、本田美奈子の歌っていた歌詞を知って非常にがっかりした。
なんだ!この歌は!これは讃美歌ではない!!
 英語の歌詞をそのまま、翻訳して歌えばいいのに!
作詞者は奴隷船の船長であったことで知られる、ジョン・ニュートンである。彼は救われたにも関わらず、奴隷船の船長をしていたのだそうである。だがついに目が開かれる時が来た。

彼の歌はこうである。
Amazing grace, how sweet the sound
That saved a wretch like me
I once was lost, but now I’m found
Was blind, but now I see

驚くべき恵 
  なんと甘美な響きであることか
その恵みは
私のような浅ましい者を救った
私はかつて 失われたものであったが
  今は見いだされている
(自分の浅ましさが見えない)
盲目であったが
   今、私は見えている

自分は失われていたが探してもらった羊であった。またシロアムの池で目を洗って癒やされた人は、肉体の盲目であったが、ジョン・ニュートンは自分がこころの盲目であったことを告白しているのである。

ケルティック・ウーマンという女性の歌手グループがいる。
(ケルティック=ケルト人はイギリスのとなりのアイルランドに多く住んでいる人々と思うが)
彼女たちの歌ったアメイジング・グレイスがユーチューブで聞ける(画像が見られる)が、そのアクセス回数は素晴らしい。
こうしてこの記事を書いている際に開いてみたら、現在
    58,696,215回
それはどんどん増えている。
世で騒がれている歌手たちさえも、遠く及ばない数である。
 ジョン・ニュートンの歌をそのまま歌って。