同労者

キリスト教—信徒の志す—

JSF&OBの部屋

~ イエスとともに歩む記念写真 ~

齊藤 恵一

「小さな群れよ。恐れることはない。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。 持ち物を売って、施しをしなさい。自分のために、古くならない財布を作り、朽ちることのない宝を天に積み上げなさい。そこには、盗人も近寄らず、しみもいためることがありません。あなたがたの宝のあるところに、あなたがたの心もあるからです。」 (ルカ 12:33-35)

 先日自宅で書類整理をしていたらフォトアルバムが出てきました。小学生時代からの写真がファイルされており、見ていると過去の出来事が思い出されました。なぜか家内の赤ちゃんの時の写真も入っており、娘にそっくりだなと思うのですが、写真というのは本当に不思議で写真を受け取った時には何とも思わないのですが、数年後にまた見返してみるとその当時がとても素敵な出来事だったように感じます。昔は良かったなぁ。と言いたくなる気持ちがわかります。しかし、本当にそうなのでしょうか。それが今という現実から逃げていないか自分に問うてみる必要があると感じました。
 話は変わりますが、新しく第二教会として仙台聖泉一本杉キリスト教会を私たちの教会の取り組みで建てることができ感謝でした。その献堂式の時に教会を紹介するときのPVを作ってほしいという事でPV作成に取り組まさせていただきました。興味がありましたら是非見ていただきたいのですが、その中でオープニングのムービーをアニメで作らさせて頂きました。少し大変だったのですが、特に大変だったのが作画したものを動かすということが大変でした。 それは一枚一枚少しずつ動かして本当に動いているように動画にしていくため時間が掛かりましたけれども何とか作り、また実際の映像と組み合わせて編集などをしていただき教会紹介PVとして完成でき感謝でした。
 ここで何を言いたいかというと確かにその写真は良いものに見えてもまだイエスキリストの救いを受けておらず、また当時苦しめられていた事柄というのも思い出され、背景を考える時に素直に喜べたものではない事がわかります。現在はイエスキリストに救われ、また妻や子供も与えられており教会の先生方はじめ兄弟姉妹たちに愛されてこの家庭も成長が与えられていることを感謝しますし、だからこそ今、周りにいる人たちのことを大切にしていかなくてはいけないと思わせられました。そうしてイエス・キリストと歩む記念写真を沢山心に撮影し本当の人生の豊かさを沢山味わいたく願います。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)