同労者

キリスト教—信徒の志す—

JSF&OBの部屋

~ 分科会伝道会の交わり ~

森田 忍

「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」(ピリピ 4:6-7)

 今年も月に一度、聖日の午後に行っている分科会の時が持てます事を感謝致します。
私が参加しているクラスは小さい子供から年配の男子のグループ(通称:イーグルス)であり、活動の内容は教会近くの野球場を借りて野球の練習を行っています。
 ここ数年は練習に参加している、小学生の男の子達に野球を憶えてもらおうと、大人達が手取り足取り教えています。初めの頃は、投げるボールから逃げてしまったり、バットの持ち方や、振り方も全く分からない所からのスタートでした、それでも、参加している兄弟達が、子供達のペースに合わせながらも熱心に教えていく中で、回数を重ねるうちに少しずつ子供達の中で野球の面白さであったり、分科会の交わりの時を楽しんでいるように思います。技術的な所も少しづつ上手になっていることで、より練習に真剣さが生まれ、真剣の中でのスポーツ面白さを感じてもらえることはとても大切なことだと思います。
 先日、行った練習の合間の休憩時間で私が「好きな野球選手はいるの?」と質問すると彼は「特にいないけど、僕は教会の選手になりたいんだ!」と言っていました。
彼がどのような思いを持って答えたかはわかりませんが、彼の心の中に確かに教会が大切であり、分科会の時間を楽しんでいる理由がしっかりと言葉で表れていました。
私は彼の一言でとても励まされ、同時に神が子供達との交わりの中で見せてくださった彼らの成長を感謝しました。
  彼らが教会を大切に思ってくれることは、きっとこれからの信仰生活、豊かに神が導いて下さることを信じ、私も彼らと共に歩めることを感謝致します。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)