JSF&OBの部屋
~ サマーキャンプに参加させて頂いて ~
齊藤 恵一
ですが今は自宅でも十分楽しめるコンテンツが揃っており、テレビでもSNSを見ることができたり、映画やテレビの過去の放送を見れたり、情報がどんどんと知らぬ間に入っているような環境下で子供達にとって本当にいいのか。でも助けられている部分もあり少し複雑な今日この頃ですが、そんなこんなで、8月末は仙台聖泉キリスト教会のサマーキャンプがありました。長女が友達を誘っていたこともあり今回は全日程参加させて頂きました。今回誘っていた友達は来ることが出来なくなりましたが、私自身参加して感謝でしたので、そのおあかしをさせて頂きます。
まず、子どもだと思っていた小学校〜中学校の若い人たちの成長をすごく感じることができました。それは山本咲先生も早天祈祷会で言っていたのですが、自分のための祈りも大切だが、誰かのために祈ることはもっと大切だと言うお話をされていました。その精神がこのキャンプを通して若い世代に見られ感謝に思いました。自然豊かな場所にあるコテージを借りて行われたキャンプでしたので、アリのサイズも普段見るのより倍ほど大きかったり、オニヤンマが飛んでいたりとなかなかワイルドでした。
その中で教会学校の先生たちがどうしたら子供達が楽しめるかを色々と考えて実施していました。ランタンを手作りして、それを使って肝試しをしたり、水鉄砲大会でチームに分かれて相手の的に水をかけたチームの勝ちみたいなものをやったり、日常ではしないようなことをあえてさせてもらい、うちの子供達も大喜びでした。そして若い世代の子たちも、さらに小さい子どもたちに気を遣いながら、でも自分たちも真剣に楽しもうとしている姿がありました。言葉遣いやその態度に彼らの気遣いや優しさや楽しもうという思いを感じることができ感謝でした。その後の礼拝でその若い世代の中の1人のお父さんが涙ながらに自分の子供たちのことを祈っているのを聞いて私もそこに共感でき嬉しく思いました。これはキャンプに参加したからこそ感じることができたと思います。
私自身人との接触を極力避けたい思いがあるため、子供と家内は良いけど私なんかが参加したら逆に迷惑になるんじゃないかという思いがあり参加を迷いました。家内にも全日程出なくて良いですと言われていました。しかし、そこはあえて出てみようと思いました。若い世代や子供たちの変化や成長のその瞬間にやはり立ち会いたいという思いがあってのことでした。
そして神は随所にその事を見せてくれて参加して良かったと思いました。
こういう機会は参加するまで大変ですが、一歩踏み出すと神は答えてくださり、それ以上のものを返してくださることを思わせられ感謝でした。
(仙台聖泉キリスト教会 会員)