同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 導き —

山田 行

「主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。」 (詩篇23:2)

 長年祈り続けてきた祈りに神は答えてくださり愛する姉妹に娘さんが与えられました。このニュースは本当に感謝で、姉妹とご家族の祈りとその戦いに神は豊かな報いと祝福を与えて下さいました。これからが又色々な事柄が出てくるでしょうが、信仰の友として共に進ませていただきたいと願います。
 5月は私の娘の誕生日で私の父が上記の御言葉の中の「いこいの水のほとり」から「汀」とつけてくれました。豊かな緑の牧場にあるいこいの水辺、そこに沢山の羊たちが水を飲んだり休息したりする様子を思い浮かべただけでも、本当に幸いな気持ちになります。
 神はこの人生の真の活力の源であるこの静かな水辺に、弱っているもの病気のもの悲しんでいるもの苦しんでいるものこの場所が必要な私たちを静かに導いて連れて行ってくださいます。そしてまず私のたましいを生き返らせて下さるのです。
 私たちは心の飢え渇きや悲しさ寂しさを何によって満たすのでしょうか。世の中には、ストレス解消や、興味がわくようなもの、癒しといっていろいろなものを提供しようとしますし、自分もそっちを選ぶほうが簡単で、即効性があると思いがちですが、この世のものとはかけ離れたすばらしい永遠の神の導きにゆだねるという神からの満たしを待ち望みたいと願います。
 先ほどの姉妹のように長い苦しみをやめて、あきらめて、違うもので生きていくことも出来たのですが彼女は神の前にひれ伏して祈り続け、待ち続け、そこで神との約束を信じ導きをひたすら待つその姿勢を見るときに私も本当に励まされました。神は生きて私たちをいつもすばらしい地へ導こうとしておられます。しかし人間の方が勝手に違う方を選び、諦め、間違った選択をし、違うもので満たされようとするのではないでしょうか?

(仙台聖泉キリスト教会 会員)

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