同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— 教会学校の働きを与えられて —

森田 心

「あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい。」(エペソ 5:8)

 私たちの教会の教会学校では、教会全体の御言葉の他に教会学校としての1年の御言葉が山本盡子婦人伝道師から示されます。冒頭の聖句が今年の御言葉です。そして共に歩み、共に進んでいくことを大切にし、その中で幼い者もだんだんと力をつけ、また青年たちも光の子供らしく、神が与えて下さったそれぞれの良き賜物を用いながら歩んで欲しいと語られました。
 1年のはじめの教会学校は、幼稚科から高等科まで合同で行われ、その時生徒も教師も今年与えられた聖句と愛唱歌と目標を発表します。私も詩篇の「神の宮の門口に立ちたいのです。」の聖句が与えられ、神の御側近くを歩み進んでいきたいと願っております。
 そして多くの生徒たちが福音の働きの為に御奉仕に立っていきたいと語っていたことがとても感謝でした。私も教師の任が与えられている中で、生徒たちに教える為に十分な備えの時を持ちながら、御用にあたっていきたく願っています。
 教会学校には毎週の聖書の学びと年2回行っている劇の働きがあります。劇は、1回は伝道の為に、そしてもう1回はイエス・キリストの御降誕の祝会の中で演じられます。その長く続けて来ております劇のメンバーに2年ほど前から、山本咲姉の学校の友達の女の子が加わりはじめました。最初は大丈夫かな?みんなとスムーズにやっていけるだろうか・・・重荷になってしまわないだろうか・・・と心配がありましたが、楽しそうに、時には大はしゃぎする一面も見えたりと、劇を通してみんなとの交わりを作ることができました。そしてその頃から教会の行事にも参加してくださるようになりました。
 昨年の3月の震災の折、彼女の家も大きな被害を受け、その時山本先生の所にしばらく泊まっていました。その頃から教会との距離がずっと近くなったように思います。今年も彼女が心と体の成長する過程にあって、彼女の内に神の光がさしこんで、真のいのちを見出していけることを願っています。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)

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