同労者

キリスト教—信徒の志す—

わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!

— また共に生きる —

山田 行

「だから神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」 (マタイ6:33)

  今月は私たちの結婚20周年の時でした。ここまで守って下さった神に本当に感謝しています。あっという間の年月のように思えますが、こんな簡単な言葉で終わらせてはいけない沢山の喜びや、恵みがあり、また試練や、戦いもありました。しかしどんな時もどんな中にあっても夫と共にここまで歩めたことを感謝しています。もちろん2人だけで歩んできたのではなく教会で神のメッセ―ジに導かれ守られながら、そして先生はじめ多くの兄姉妹に励ましや支えをいただきながらここまでこれたことを忘れてはいません。本当に感謝しています。
 「親しき仲にも礼儀あり」という言葉がありますが、結婚生活が長くなってくると、相手に気を許し過ぎて相手を傷つけるようなことを平気で口にしたり、不愉快さなどを「あなたは夫なのだから聞くべきだ」とぶつけては良くないと思っています。返って親しいからこそ甘えて不作法なことをしないように気をつけなくてはと思っています。また子供のこと仕事のこと生活のことで一杯になり、夫は二の次になったり関心が無くなったりしないように気をつけなくてはいけないとも思います。気をつけているとは言え相手にはどう思われているかはまだ聞いていませんけれど。。。
 日々の生活が当たり前と思わずに、どちらかが先に天に帰るときまでの期限があるわけですから、やはり大切にお互いを尊敬しながら歩みたいと思っています。
 感謝なことは、お互いがきちんと神の信仰の中を歩んでいるという安心感と、生活のすべてに神の国とその義とをまず第一に求めていこうという同じ価値観をもっている平安は、神が与えてくださった私たちの結婚の幸いであります。
 もちろんこれからも世の戦いは激しく、家族で過ごす時間もどんどん少なくなってきています。与えられた子供たちに、イエスキリストの十字架の血潮を信じて救いに与ってもらいたい、という大きな願いを、与えていただくために何を夫婦で取り組むのか?緊張しながらこれからも祈りを欠かすことなく励んでいきたいと思います。

(仙台聖泉キリスト教会 会員)

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