わかふうふ、わかもん、いっしょに学ぼっ!
— いのち —
森田 心
「その永遠のいのちとは、彼らが唯一のまことの神であるあなたと、あなたの遣わされたイエス・キリストとを知ることです。」(ヨハネ 17:3)
5月の初め、私たちの教会は例年行っております、教会キャンプを持つことができました。
震災の影響を受け、開催場所も予定していたところとは変わりましたが、良い地が与えられ、2日間のキャンプを持つことが許されました。そこに集う方々は、多くの困難と戸惑いを少なからず抱えながらも、このキャンプに大きな期待を持ち、参加させていただきました。
そして集った方々がいくつかのグループに分かれて2回の分科会を持ちました。
私も1つのクラスの担当者として立たせていただき、祈りの力について取り組みました。このクラスへは山本光明牧師をお招きして、学びを進めていく中で、師からのメッセージをいただきました。そして特に二人の姉妹から、その師の語られた言葉を自分がいただいた言葉として大切に受け取っていきたいとの告白の証しがあり、恵みの時でした。
師のお話の中心は、まことのいのちを得ていくこと、つまりキリストの十字架を愛し、その尊き血潮を憶えて生きること、その中に変わらない永遠のいのちがありそこに生きる者達によって、教会は建ち続けることができ、更にそこから次の世代のいのちを生み出していけることでした。
又、師は牧会の中で立ち行かなくなるような苦悩のできごとがあったことも語られました。この牧師が生きてきたまことに触れた時に、二人の姉妹は、結婚を通して導かれてきたこの教会であったことを喜びとして語っておりました。
それ故にこのキャンプの交わりの価値をもう一度知り、もう少しいやもっと多くこのような機会と時間をもって、互いに触れ合う必要を感じました。そしていよいよいのちを得ていく信仰の戦いを、あとずさりしているようなものではなく、進んで行きたいと思います。
今あるこの教会が、神の福音を与えられており、営み続け歩んでいることを確かなものとして見ることであります。次の世代へ伝えるべきいのちは、先を歩む我等がいのちある歩みをなしていくこと、それを強く示され、恵み多き、キャンプであったことを感謝いたします。